食料と森林 | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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 ブラジルのバイオエタノール増産のための森林からサトウキビ畑への転換、温暖化問題で考えさせられるものがあります。今日はもう一つの食料や飼料として用いられる大豆栽培のためのアマゾンの熱帯雨林消失を取り上げた新聞があります。

 生存のためには食料が必要であることは言うまでもありません。一昔前までは大豆の輸出国であった中国もい今や輸入国になっています。

 ブラジルでは森林を伐採し(というより焼く)まず牧草地として牛を飼育します。牧草を食べ尽くした後には肥料などを入れて大豆畑に転換し輸出をするというような構図のようです。

 大豆の増産で港までの舗装道路も整備されます。

 約6万種の植物が原生、100万種以上の昆虫や約300種のほ乳類、1800種の鳥類が生息するとされるアマゾンが次々と破壊されるのでしょうか。

 人類には(生物には)生存の欲求があります。飢餓に苦しむ人々も多い地球、食糧の確保は急務です。一方で贅沢算回の食べ方、惜しげもなく廃棄してしまう生活様式になってしまった生活も存在します。

 さらに今助ままでは人類滅亡の日も近いとされる温暖化問題、先進国、成長国、発展途上国、そして飢餓状態に悩む国、それぞれに求められるものを真剣に考える必要に迫られているのでしょう。

今日のキーワード

“生存することも直近課題と近未来課題を併せて考える”