幼児から大人までの成長過程では常に未知の体験が続きます。未知の世界にはいろいろなことを想像します。“希望”“怖さ”“不思議”“壁”・・・・・、幅広く複雑な感覚です。
知らない世界へ踏み込むときは何か“冒険心”にも似た“期待感”に押されてスタートするのでないでしょうか。
業務の改善でも同じことが考えられます。
今、こんな不具合がある。今のやり方を変えてみよう!そして踏み出していきます。そこでこれを克服すればよくなると改善後の世界を想像します。想像する世界はいろいろな光景が思い浮かぶでしょう。そして、その中から一つの世界を思い浮かべます。
現状と思い浮かべた目標とする世界の差を比較します。そのギャップをどう埋めていくのか道程をいろいろ考えます。
この時の思い描く世界がはっきりと大きく見えるほど冒険心が強くなります。どんな難しいことでも押しのけて突き進もうとします。知らない世界に進むのは困難な旅の向こうにはすごくすばらしいものがあるとプラス評価をしてこそ歩むことができるのでしょう。
この思いのプラスの力の足を引っ張るのがいろいろな困難というマイナスの要素です。こんな苦労をするのなら現在のままでも、本当に思っている世界にたどり着けるのか、全く進む道が見えなくなる・・・・、光が小さくなったり遠くなったり、マイナスの沼に足を引き込まれることがあります。
多くの冒険家と呼ばれる方、最初は身近な比較的簡単なところから始め、徐々に大きな冒険へと進んでいるはずです。小さな体験からいろいろなノウハウを蓄積していっているのです。小さな体験から目標を大きく膨らませていっているのです。
改善活動も小さな体験の積み重ねが大きな改善へと進みます。小さな目標でも冒険には変わりありません。そこでどんな体験を積むのか、経験値が確実に力になると言えます。
今日のキーワード
“思いきってやってみれば経験値ができ力になる”