円安と物価高 | 向井幸一のブログ

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円安が止まりませんね。一時ドルに対して160円の大台を突破するという事態になりました。対ドルだけではなくユーロ、フラン等に対しても円が安くなっていますので全面的な円安傾向が続いています。エネルギーを始めとして輸入に依存している日本では円安は直ちに物価高になってしまいます。

 

政府、日銀は為替市場介入をうかがっているようですが有効な手段がないのが現状だと感じています。日本の異常な低金利が諸外国との金利差が拡大することとなって円が弱くなっている結果だと思います。対ドルでは以前には80円台という時期もありましたので価値が半分になってしまった感じです。

 

円が安くなっていることによりインバウンド消費は進んでいますが以前であれば日本人が海外で消費するという時代だったので隔世の感がします。日本も先進国から後進国へと変化したのかもしれませんね。世界における日本の地位向上のためにも恒常的な円安から円高に転換して物価が適正になることを願っています。

政府には円の価値向上のための政策を講じていただきたいものですね。