老後生活の変化 | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

年金制度が始まった1960年代は55歳定年、年金支給開始年齢も55歳となっていました。当時の男性平均寿命は65歳くらいでしたので年金生活はおよそ10年という時代でした。

徐々に平均寿命が延びていき60歳定年になり定年制廃止という流れになっています。

 

年金支給開始年齢も55歳から60歳になり現在は65歳になっていますが今後は70歳になるのでと予測されていますね。寿命が約20年延びたので年金制度も時代とともに変化してきたと思います。また寿命は延びることにより健康状態も改善されてきたと感じています。

 

以前であれば60歳はそれなりの年齢であり若い世代と同等な活動はできないという感じでしたが今では60歳はまだまだバリバリの現役という方も増えてきました。高齢者のイメージも変化してきていると思います。それに合わせて老後の生活設計も変化を余儀なくされていると考えています。

 

以前は「老いては子に従え」或いは「隠居生活」というイメージが老後の生活スタイルであったと思いますが今は「老いてますます盛ん」という表現が似合う高齢者が増えてきたと感じています。

 

一方では加齢を受け入れないで無謀運転による高齢者の交通事故が増えています。身体的な衰えは自覚して受け入れていくことが必要であると思います。年齢に合わせた生き方をしていくことが大切であると思います。

 

老後の生活は加齢による老いを受け入れて若い時とは異なった生活スタイルに変化させていきたいですね。