老後資金の運用 | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

老後生活は年金収入のみでは不十分ということもあって労働所得、預貯金の取り崩し、運用等により補填していくことが必要です。元気なうちは労働収入を得ていくということも大切だと思います。預貯金の取り崩しは寿命が不透明ななかでは不安が残りますね。資産運用では元本保証ではないので専門知識、アドバイザーが必要だと思います。

 

最近の都心の不動産価格、特にマンションの価格上昇はバブル期を彷彿させる現状だと思います。23区内、特に中央3区のマンション価格の上昇は想像以上になっています。1年で30%近く上昇しています。知人で不動産投資をしている人は「バブル期よりすごい」と驚いています。金利がほとんどゼロという時代なので融資を受けながらマンションを所有しても賃貸収入を得ながら売却すれば一定の投資利益を得ることが可能となっています。

 

株式投資に関しても1年で25%程度の上昇をしていますので短期保有で売却益を得ることが可能となっています。知人の中でも株式投資で運用益を得ている方もいます。金利ゼロの時代では投資に向かうしかないのかもしれないですね。

ただ投資は元本保証ではなくリスクを伴っている運用であることを理解しないといけないと感じています。

 

不動産投資、株式投資等で確実に利益を確保している方は決して多くはなく少数です。また現役時代に多少は従事していたことがある方が多く専門性をもっており人が成功しているようです。

新NISAの開始により株式市場に預貯金していた方の資金が流入していることもあり市場は好調を継続しています。ゼロ金利、円安が続く限り株式市場は好調を維持すると思います。

 

ただゼロ金利、円安が10年以上継続するということは尋常ではないので金利上昇、円高への移行がいつかは起きると思います。移行速度が遅ければ影響は小さいですが急激に移行するようなことがあれば投資損失も大きくなります。

大切な老後資金は市場の変化には敏感に迅速に対応していただきたいものですね。