高齢者の3K | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

孫に嫌われる高齢者の3Kという言葉があります。

「汚い(不潔)」「怖い」「ケチ」の頭文字をとって3Kといわれます。さらに「危険」「口うるさい」「かっこ悪い」を加えて6Kと評されることもあります。

 

核家族化が進んで幼少期に祖父、祖母に接する機会がなくなってイメージが変わったようです。私の幼少期には祖父、祖母は身近な存在で「かっこいい」「気前がいい」「かわいい」「やさしい」というイメージがありました。両親は躾けのため厳しいところがありましたが祖父、祖母はただただ甘くて優しい存在だったと記憶しています。

 

いずれは行く道である高齢期ですができれば孫、子供の世代から好感をもってもらえるような存在になりたいですね。そのためには清潔を保ち、心にゆとりをもって孫に接して節目には何かプレゼントできるような存在になりたいものですね。

 

自分自身が高齢者となってみると体が思うように動かない、頭の回転も遅くなり自身にイラつくことが多くなってきました。それでも日頃から清潔保持に気をつけてできるだけ笑顔でいたいなと心がけています。そして「気前がいい」存在でいたいなと考えています。

 

高齢者住宅管理を30年くらいやっていますが多くの高齢者に接する機会があり憧れる高齢者の方もたくさんいらっしゃいました。自分も将来はそうありたいなと感じることもありいい経験をしてきたなと思います。

 

そのためにも若いころから健康に気をつけてできるだけ体を動かすようにして子供の世話になることがないように心がけてきました。孫、子供にはたまにプレゼントを渡すくらいのことはできるようになりたいなと考えてきました。ささやかな目標ですが達成するために努力することは大切だなと痛感しています。

 

高齢者にはあまり明るいイメージ、話題がありませんが生涯現役で子、孫の世代からも好感をもたれるような高齢者でいたいですね。