年明けから日経株価が上昇していますね。バブル後最高値を更新して景気のいい話題となっています。今月から始まった新NISAにより個人投資家の意欲が増した、ゼロ金利、円安が続いており株式投資が有効と判断されたため等が理由のようです。
新NISAでは投資額制限が緩和され源泉分離課税が減免されるということもあって貯蓄から投資へと資産が移動を始めたのかもしれません。いずれにしても株式市場が活性化することは日本の経済にはプラスと考えることができるので好ましい状況ではないかと感じています。
円安により燃料費、食費等はまだ高値で推移しており今年も値上げが予想されています。日常生活感では厳しくなっていると感じています。貯蓄から投資により非課税政策はいいと思いますが投資できる層は少数であり貯蓄も投資もできないという層が多いと思います。
結果として所得の格差が拡大し、資産の格差も拡大するのかもしれませんね。新NISAといえども元本保証ではないので状況によっては元本割れという結果もありえます。貯蓄と投資の一番の違いは元本保証、リスク負担であると考えています。
株式投資、不動産投資等の投資活動ではリスクがあってもリターンも大きいという特徴を理解して進めるべきだと思います。不要不急の現金を投資活動に振り向けるのはいいことだと思いますが生活資金まで投資に向けてしまうと失敗した場合には大変なことになってしまうと思います。
投資により大きなリターンを得ている方は私の周辺にもいますが余裕のある資金をリスクを考えて分散投資して結果的に年利では４～８％前後のリターンを得ているという方が成功者であると感じています。
そのためには他人任せではなく自分自身で研究してリスク分散することが大切であると思います。円安、ゼロ金利の現状では正しい現状分析と将来予測をしっかりとして適正な運用をしていきたいですね。