今日はクリスマスですね。昨日はクリスマスイブで各地とも賑わったようです。3年間のコロナ禍で自粛していたこともあって忘年会、クリスマスと通常の年末の様相を呈しています。子供たちはクリスマスプレゼントを楽しみにしています。本来の日常生活が戻ってくることはとてもいいことだと思います。
高齢者住宅でも入居者の皆様と一緒にクリスマスパーティーを開催します。些細なプレゼントと特別食で楽しいひと時を過ごしていただくことができるようスタッフは各種催事を工夫しています。家族みんなで過ごすことが一番さと思いますのでスタッフはご家族に代わって入居者の皆様と一緒にお祝いすることになります。
年末年始は催事が続きますが高齢者住宅では心の底から「おめでとう」を言っているように感じます。若い方々には年末年始は来年、再来年も当然のように訪れるものと感じていますが高齢者の方々には来年、再来年は確実に訪れるものではありません。今年が最後になるかもしれないという気持ちがどこかにあります。
そのため定例行事であっても「今年も迎えることができて良かった」「来年もまた迎えることができればいいな」という気持ちがこもった言葉であり交流になると思います。高齢者住宅事業に携わるようになって30年余が経過して自身も高齢者となってみると残された時間のありがたさが理解できます。
人生の節目こそが高齢者住宅に住み替えて良かったと再認識していただける瞬間であると感じています。ご自宅で一人、夫婦二人だけの生活では会話が少なくなります。人との交流がどれだけ大切であるか身に染みて分かります。人と交流してお互いに声を掛け合い笑顔の時間を共有できることはとても大切だと思います。
住み替えて良かった、来年も今年同様にみんなでお祝いしたいなと思っていただける高齢者住宅を提供していきたいなと気持ちを新たにしました。今年一年がいい年であったと振り返ることができる年末にしたいですね。