寿命が伸び続けていますが健康寿命も大切だと思います。健康寿命とは「支障なく日常生活を過ごすことができる年齢」といわれています。男性では72.68歳、女性では75.38歳とされていますので男女とも概ね10年くらいは何らかの支障がある日常生活を送るということになっています。飽くまで平均なので個人差はありますができれば健康寿命を永くしたいという願いは共通していると感じています。
自分自身でも古希を迎え昨秋の人間ドックの結果から生活習慣を見直すことにしてきました。人間ドックの結果ではBMI,体脂肪率が高く太りすぎという結果でした。血圧、血糖値は正常数値の中位でありコレステロール、GTP等の生活習慣病の基本数値は正常範囲にあるもののギリギリの状態で医師からは「生活習慣を改めないと一気に症状がでるおそれがある」とのことでした。医師のアドバイスに従い生活スタイルを変えて半年になりますが検査の結果ではBMI,体脂肪率は正常範囲に戻り各種数値は正常範囲の中位に回復することとなりました。
生涯現役を目指すには必要な生活習慣の変更でありやって良かったと感じています。変更した日常生活は
・3食はしっかり食べて間食を控える
・アルコール摂取機会を減らす
・筋トレにより筋肉量を増やす
・5階まではエレベーターを使わず階段で上る
等の些細なことを日課として生活しました。おかげ様で体が軽くなり歩くスピードも上がったような気がします。
人生100年時代といわれていますが健康寿命は案外短いものです。日常生活を支障なく過ごすことができる期間を延ばしていくことが生涯現役を達成するためには必須であると考えています。
身体機能、認知機能は加齢とともに衰えていくことは仕方ないことですが少しでも元気で社会参加できるようにしていきたいものですね。