物価高騰が止まりませんね。特に電気料金は例年より２倍くらいに上昇している感じです。エネルギー料金が上昇することに伴い消費者物価は今年もかなりの品目で上昇するようです。特に高齢者の多くは収入源が年金収入となっておりマクロ経済スライド制もあり実質減少の傾向が強くなっていますね。
高齢者住宅の管理運営に携わっている事業者としても厳しさを痛感するようになってきました。このような状況から当社の管理物件においても共益費の改定を余儀なくされてきました。高齢者住宅では温度のバリアフリーのため内廊下構造であり空調も一定温度に保つ必要がありますのでエアコンの電気料金値上げは身に沁みます。
食材費についても値上げが続いており食事提供についても価格転嫁する必要性に迫られています。高齢者住宅にお住まいのお客様の状況は一般賃貸住宅と異なりよく分かっていますので切実です。何とか耐えていきたいと考えていますが厳しいですね。
また２４時間、３６５日サービス提供に従事してくれているスタッフも生活が厳しくなってきたという声があって収入アップも必要となっています。
スタッフは同じ価値観で日々の業務に邁進していただいていますので物価高騰で厳しくなっている生活を少しでも改善するようにしていきたいと考えています。
物価だけでなく税、社会保障費についても増えていくようなので社員と一緒に乗り切っていきたいと思います。数多い高齢者住宅の中から当社を選んでいただいた大切なお客様には選んで良かったと言っていただける住宅を目指していこうと思います。
厳しい環境ですが乗り切っていけばきっと明るい将来があると考えています。今年で７１歳になりますがこの年でも考えて悩むことがあることに感謝して最善を尽くしていきたいですね。