ゴールデンウィーク | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

昨日からゴールデンウィークが始まりましたね。昨年は緊急事態宣言中で自粛して移動を控えた期間でしたが今年も緊急事態宣言が発せられましたが昨年ほど自粛効果は表れていないようです。今朝の通勤電車も通常とあまり変わらないような感じでした。

 

自粛生活が長引いてしまうと緊張感を永く継続することができないので気が緩むことは仕方ないのかなと感じています。感染拡大して1年以上が経過しましたが有効な対策がないまま無為に時間だけが過ぎてしまったような気がします。

 

飲食店の自粛を呼び掛けていますが本当に飲食店で感染が拡大しているのかなと思います。実際に感染拡大いているのは家庭内、職場内感染のほうが多いというデータもあります。電車内では感染リスクは低いとされていますがニューヨークでは地下鉄内の感染リスクが高いとされています。

 

ワクチンが最大の防御策とされていますが日本はワクチン接種率が低いのが実態です。ワクチンの輸入量が少ないことに加えて接種する医療関係者が少ないことも一因だといわれています。医療従事者の皆様はコロナ対応医療、一般・救急医療で多忙な中でワクチン接種も実施しないといけないという現状です。

 

オリンピック開催に当たっては開催期間前後も含めて毎日500人の看護師を召集するとのことです。東京でも医療現場が逼迫してきていますが毎日500人の看護師、300人の医師を召集することは本当に可能なのでしょうか。不安になります。

 

また世界各国の選手・関係者には開催期間中は毎日PCR検査を実施するとのことですが15,000人の海外選手等に検査すると現状では毎日7,000件程度のPCR検査しか実行できていない東京で都民の検査ができるのでしょうか。

 

色々な不安がありますが政府からの明確な意思表示、具体策は中々示されませんね。東京も油断するといつ大阪のような状態になってもおかしくないと感じています。コロナに限らず必要な医療サービスを受けることができるような日常体制を構築することが大切であると思います。

 

オリンピックを何が何でも開催するという姿勢ではなく医療従事者の皆様の負担がこれ以上大きくならないよう、国民主体の医療体制の整備を優先していただきたいものですね。