東京の帝国ホテルでは全室の10%に該当する99室を月額36万円で住宅として利用してもらうことを始めるとのことです。料金の中には部屋代の他に
車1台分の駐車場料金
ミーティングルームの利用
ホテル内のフィットネスジム、屋内プールの利用料
3日に1回の割合でお部屋清掃とリネン交換
朝食のパン、コーヒー等の無料提供
等の料金が含まれているとのことです。ロケーションからも利用しやすい料金設定になっていると感じています。富裕層、法人需要は確実に見込むことができると思います。サービス付き賃貸住宅と考えれば水道光熱費込での料金であればリーズナブルなものだと感じています。
コロナウィルス感染によりホテルの稼働率は低下していますが発想の転換によって新たな顧客を発掘することは大切であると思います。新たな顧客、リピーターを発掘することは宿泊業に限らずあらゆる事業にも共通していることではないかと感じています。
地方都市のホテルでも月間単位で安価な価格設定で新たなニーズを掘り起そうというところもあるとのことです。大学生に人気があるとのことをお聞きしました。ホテルに住むという選択肢が増えることはとてもいいことだと感じています。月間単位で住んでいただければ稼働率は安定して向上しますので事業者にも安定収入の向上は経営を安定させると思います。
生活習慣の変容が求められている現在では今までの発想を転換して新たなニーズを探していくことが必要になってきたと感じています。多くの事業者が収入減に苦しんでいる現状でも飛躍的に売上を向上させている事業者も散見されるようになってきました。
環境が変化してもお客様第一主義でニーズを創造していくような事業活動をしていきたいものですね。