流氷 | 向井幸一のブログ

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北海道紋別市に今朝流氷が接岸したというニュースがありました。私は父親の転勤に伴って小額6年生、中学1年生時に紋別に住んでいましたので流氷は二度経験しました。子供心に鮮烈なイメージが残っています。水平線がキラキラと輝き始めて徐々に近づいてきて接岸前にはギシギシという音が聞こえたことを記憶しています。

 

当時は「海の上は歩けない」という常識が「海の上は歩くことができることもある」とショックを受けました。流氷が接岸する時期は港の湾内は凍ってしまいスケートができるくらいの厚さになっていました。湾内でのスケート遊び、流氷に乗る流氷遊びは学校で禁止になっていましたが友達と一緒に遊んだ記憶があります。

 

地元の人には流氷は冷蔵庫の中にいるのと同じで迷惑だったと思いますが初めて経験する子供としては珍しくて楽しかったと感じていました。社会人になってから紋別にも行きましたが夏の時期ばかりで流氷が接岸する時期にはいくことができていません。来年こそはもう一度流氷を観たいなと考えています。

 

子供時代を懐かしく思うようになってきたのは年をとったせいかなと感じています。海の上を歩くことができたという記憶をもう一度実体験してみたいですね。