介護事業者の一部では介護保険サービスを受けている方を利用者と呼称しているところが散見されます。介護保険サービスを利用しているので利用者と呼称しているのではないかと思いますがいつも違和感をおぼえます。
コンビニやレストラン等のサービス業、小売店等の販売業ではサービスを受けた方、物品を購入した方を利用者と呼ぶことはないと思います。お客様と呼ぶことが普通ではないかと思います。来店した方を利用者様と呼ぶお店にはあまりいきたくないと感じます。
このような特殊な呼称は介護施設でもお客様、入居者ではなく入所者と呼称しているところもあります。驚くのは行政でも同様な呼称を使用しています。単なる呼び方なので問題ではないという方もいますが私は利用者と呼ばれることは不快に感じます。入所者という呼び方も留置場、刑務所をイメージするので呼ばれたくないですね。
これらの呼び方には何となく上から目線のような感じを受けます。介護保険法の目的でもある尊厳ある介護の提供を実現するためには些細なことかもしれませんが接している方はお客様であることを基本にしていただきたいなと思います。