児童相談所 | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

昨日のニュースで港区が計画している青山地区の児童相談所の新設について地域の住民説明会の様子が報道されていました。多くの住民の方は理解されて子供のために必要な施設であると言われていましたが一部に反対する方もいて顔にはモザイクがかかった状態で声が聞こえてきました。

 

内容を聞いていて「ここは日本なのかな」と思うものでした。

・迷惑施設の建設で資産価値が下がる

・高級住宅地で物価も高く低所得者がくることで治安が悪化する

・公立小中学校ともレベルが高いが下がってしまう

・低所得者の子供が入学しても生活レベルが異なるのでいじめられる

・他の地域につくればいい

 

等の意見でした。児童相談所は迷惑施設ではない必要とされるものです。DVやいじめに遭っている子供の避難場所といえます。反対する方が指摘している子供のいじめをなくすためにも必須であると思います。東京オリンピックみ向けて外国人の受入れを進めている現状でこのような排他的な人の存在が恥ずかしくなりました。

 

少し前までは高齢者施設、住宅の建設に一部住民が反対していたことを思い出しました。反対理由は似ていますが

・迷惑施設ができると資産価値が下がる

・高齢者が奇声を上げる等で騒音になる

・高齢者が子供に暴力を振るう

等の意見が近隣説明会ではありました。

 

最近では高齢者施設、住宅に対する偏見も少なくなって地域社会に必要なものであることが理解されてきたと感じています。

「子供叱るな。来た道だから。年寄り笑うな。行く道だから。」という言葉があります。高齢者や子供が安心して暮らすことができる社会になってもらいたいですね。