研修 | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

地方都市においてサ高住を三棟管理されている事業者の方から研修依頼がありました。テーマは「高齢者への暴行・暴言・虐待等の防止方策」とのことです。依頼者の周辺でも高齢者施設・住宅等での不適正事案が発生しており自社では未然防止を徹底したいとのことでした。

 

事故防止の専門家をご紹介しようと提案しましたが現場スタッフへの研修でありマニュアル等による座学的な研修は実施したので実務に直結した研修をお願いしたいとのことです。高齢者に対する暴行や虐待事案は増えており起きてしまうと取り返しがつかなくなる場合も多いので未然防止が一番だと思います。

 

事故防止への対応方法には二種類あると考えています。事故の原因を事前に把握して完全に封じ込めるという手法と事故は必ず起きるものであり大事に至る前に解決するための手法を講じるというものです。私は後者であり人が人に対するサービスを提供していれば必ず事故は起きることを前提にしています。

 

事故には起きる前に兆しがあります。特に暴行・暴言・虐待等の非違事案についてはかなり前から兆しが現れるものだと思います。兆しの発見を早期にすることにより結果の発生を未然防止することが可能になると考えています。兆しの見つけ方と対応策についてお話ししてこようかなと思います。

 

高齢者の皆様が安心して暮らすことができる物件が増えていけばいいですね。