都道府県、市町村議会議員になろうとする人が減ってきています。中には無投票当選という自治体もありました。地方議員のなり手を増やすために自民党では厚生年金加入資格をもたせるという法案を作成しましたが野党、一部与党からの反対もあって断念したとのことです。
今回の法案は地方議員の厚生年金加入に続いて国会議員の議員年金を復活させようとしているといわれてきました。与党では国会議員定数を増やす法案も準備しているようですが人口減少社会でこれ以上議員を増やす必要はないような気がします。
そもそも地方議員は非常勤の地方公務員であって議会は年間に３～４か月程度の開催しかありません。厚生年金に加入させるのであれば少なくとも常勤であることが必要だと思います。また公務員は民間企業と異なり年金保険料の会社負担がないため全額税金で負担するようになります。
人口減少が続いて増税、社会保険料負担増が続いている現状を理解して議員自らも身を切る改革を進めて少しでも国民負担の軽減を図るような政治を行っていただきたいものですね。