介護保険料 | 向井幸一のブログ

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2000年に始まった介護保険制度ですが40歳以上になると被保険者となって毎月介護保険料を支払うことになります。現在は全国平均で月額5,869円となっています。介護保険制度スタート時と比較すると3倍くらいになっていますね。介護保険サービスを受ける方が増えると保険料は上がっていきます。元気な高齢者が増えても介護保険料は上がらないので自立高齢者が増えるような社会になればいいですね。

 

介護保険は保険者が市町村なので住んでいる市町村ごとに介護保険料は異なります。最も保険料が高い市町村では月額9,800円で最も安い市町村では月額3,000円なので3倍以上の差がありますね。年間では約80,000円差がでます。保険料に差が生まれる原因は

・市町村の高齢化率

・市町村の要介護発生率

・要介護度認定調査の差

が異なることが一因といわれています。

 

高齢者が多くても自立高齢者が多い町では保険料は安くて済みますね。高齢者ご自身も要介護になるより自立生活を永く持続したほうが幸福であると思います。介護を必要とする期間が短くなるような予防介護に注力する市町村も増えています。保険料を支払う人、サービスを受ける人の双方が幸せになれるような社会になってもらいたいですね。