公文書 | 向井幸一のブログ

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財務省による公文書改ざん事件で連日国会でもめていますね。よく分からない事件ですが政府の説明によると前理財局長が国会答弁で虚偽を述べたことから理財局職員18名が公文書を改ざんしたということです。公文書は国民に説明する必要があり保存して将来に向けての資料として活用する重要なものです。

 

公文書について国会で説明するには省内と官邸で綿密な打ち合わせをした後に答弁されるものです。局長が単独で虚偽を述べることは中々理解できません。私の知人にも霞が関の局長、審議官、課長といますが彼らに共通しているのは愚直に法令を遵守するということだと感じています。

 

公文書改ざんは刑法犯であり国民を騙す行為なので官僚が安易に実行するとは思えないですね。まして局長が虚偽答弁をしたから答弁内容に合うように部下が改ざんするということは信じられないですね。局長より上位の者から指示があったのではないかと思います。もし誰の指示もなく局長の指示で部下が改ざんしたのであれば行政のクーデターになると感じています。

 

改ざんしたことが国民の知るところであったなら昨年の衆議院解散総選挙では違った結果になっていたのではないかと思います。国民を騙す行為はしっかりと解明して刑事処分、行政処分を科して二度と起きることがないようにしていただきたいものですね。