個人情報 | 向井幸一のブログ

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年金未払いが発覚したばかりの年金機構ですが今度は個人情報データ入力を委託された企業が500万人分のデータ入力を中国企業に再委託していたとのことです。中国企業は日本における個人情報保護とは別の基準なので漏洩が不安です。

 

委託された企業は前回の未払い事案でも130万人分の個人情報入力を放置していたことが判明している企業とのことです。企業名は公表されていませんが何となく胡散臭さを感じてしまいます。年金機構のような公益法人は有力な天下り先になっていますが再委託先も天下り先になっている例が多くみられます。

 

個人情報にはマイナンバー、家族構成、収入等の情報が含まれるとのことです。昨今では民間企業においてもマイナンバーの扱いには神経質になっているところですが年金を独占的に扱うところがこのような感覚では恐怖感を憶えます。こんなことでは消えた年金、未払い、過払いはいつまでもなくならないと感じています。

 

私も公務員であった経験がありますが当時ですら個人情報には大変神経を使っていました。入力を委託する際には委託先を徹底的に調査したうえで再委託禁止、ペナルティを明示した契約を締結していました。

 

国民の大切な年金、個人情報を扱う立場であることをしっかり自覚して襟を正して仕事に従事していただきたいものですね。