年金過少支給 | 向井幸一のブログ

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2月支給の年金のうち約130万人に過少支給していたことが判明しています。原因は申請書の様式変更に伴う記入ミスとしてきましたが正確な申請をした方にも過少支給していたとのことです。正確な申請者に対する過少支給は事務的なミスとしています。

 

年金で生活している高齢者にとって年金は大切な収入ですが年金機構にとってはあまり意識していないようです。過少支給により不足分は4月の年金支給時に合わせて支給するそうです。年金保険は保険制度であって過去に支払った保険料に対する支給です。

 

民間保険であれば保険料を支払っていながら保険金を支払わない、遅れるということがあれば少なくとも行政処分を受けることになります。新規募集営業の一定期間停止処分等が考えられます。しかし年金保険では1社独占市場なので緊張感がないのではないかと思います。

 

消えた年金から始まって過少支給まで杜撰な事務処理が明らかになっています。これでは若い人たちの年金保険料支払いマインドはますます低下するのではないかと思います。国民の大切な保険料を預かっていることを自覚して責任をもって年金支給していただきたいものですね。