新入社員意識調査 | 向井幸一のブログ

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日本生産性本部による今春の新入社員の意識調査結果が公表されましたね。アンケート結果によると「上司・先輩が残業していても定時になれば仕事を終えて上がる」という回答が48%ととのことでした。

また「終業後に上司・先輩から誘われても断る」という回答は30%ととの結果でした。

 

労働時間短縮の意識が強くなり仕事とプライベートをしっかり分けるという考え方のようですね。私の新人時代には「自分は新人で何もできないので時間でカバーして一日でも早く一人前になろう」と考えていました。終業後に誘われると「食事代が浮いてありがたい」と感じて喜んで飲んでいました。仕事中に聞けない上司・先輩の話は雑談の中で勉強になっていたと記憶しています。

 

時代とともに考え方は変わるということを実感しています。ただ時間ではなく成果で働く、誘われたら飲みにいくという若者のほうが多いという結果にホッとした気持ちもあります。上司・先輩からみると一生懸命に仕事している部下、誘えば付き合う部下はかわいいものです。

仕事は忙しい人に頼めという言葉もあります。

 

私の周囲の若者でも自己実現のために目標設定して仕事に取組んでいる人もいます。質問してくる機会が多い人もいます。飲みに誘えば喜んで付き合ってくれる人もいます。一緒に飲んでいても成長したいという気持ちが伝わってきますので楽しい時間になります。

 

時代の変化により残業しない、上司・先輩の誘いは断るという新入社員がいずれは多数派になるのかもしれないと感じています。それでも真摯に頑張っている若者には感銘を受けるし自分自身の刺激にもなります。多様な働き方、生き方を認め合う社会になってもらいたいですね。