当社のサンフレンズが所在する県内の障害者施設で職員による入所者の預り金横領事件があったようです。所管する県担当課から県内のサ高住にも発生防止に関する通知が一斉に送信されました。非常に残念な気持ちです。
入居しているお客様の小口現金をお預かりすることはありますが基本通りに業務を実行していれば横領の余地はないと思います。職員一人が横領しようと試みても職場内で内部牽制体制を構築しておけば起きない事件であると思います。
横領に限らず各種事案の未然防止を徹底するための内部体制の構築はお客様との信頼関係に基づくものであると同時に最終的には職員を守るものであると思っています。小口預り金でもお客様ごとの出納簿により領収書を添付して毎月、ご本人とご家族の確認をいただくことにより防止できると思います。
高齢者や障害者の預り金を横領するというのは業界全体の問題であると同時に各事業者が内部牽制体制をしっかり構築して根絶することが大切であると思います。お客様、職員を守ることができる組織作りをしていきたいですね。