除染汚職 | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

福島原発事故により放射能汚染された地域の除染活動が進んでいます。住民の皆様には切実な問題であると思いますが除染工事について業者と環境省職員による贈収賄事件で逮捕者がでました。公共工事では贈収賄事件が起きることがありますが今回の事件は悲しくなります。

 

住み慣れた地域から避難を余儀なくされている住民の皆様のことを考えると税金の無駄遣いだけでなく私利私欲が強い公務員には情けなくなります。一日でも早い除染により住民が地元に帰ることができることを優先しないで収賄をする役人の気持ちは理解できないですね。

 

震災時の住民は奪い合うのではなく譲り合う住民の姿は海外から称賛されました。しかし震災、放射能汚染には無縁だった人たちの態度は同じ日本人として恥ずかしくなります。他県に避難したこと度たちをいじめる子供、担任教師までいじめに加担しているという実態もあります。

 

弱っている人たちを労わるのではなく税金を私利私欲に利用する、住民をいじめるということは情けないことだと思います。いつ誰が被災者になっても不思議ではないと思います。お互いに助け合う、譲り合うことも大切ですが被災していない人たちがもう少し考えていただきたいと感じています。

 

弱っている人たちを思いやる気持ち、譲り合う気持ち、感謝の心をもっていきていきたいですね。