厚労省は2016年の給与所得者平均月収を発表しました。月額304,000円とのことで前年と同じだったそうです。職種別で月収が多かったのは
1位 パイロット 1,493,000円
2位 医師 858,900円
3位 歯科医 676,400円
となっていて以下、大学教授、准教授と続いていました。パイロットは航空会社の増加、便の増加により不足しているため高額になっているそうです。人の生命・身体に関わる仕事の方も上位に位置していますね。
低いと指摘されていた介護士、保育士の月収は残念ながら改善されていないようで
介護士 215,200円
保育士 215,800円
で全平均より9万円ほど低いという結果になっていました。介護士は介護報酬により、保育士は公定価格により給与が決まってしまうので国の思い切った改革が必須だと感じました。保育士でも公務員の場合には全平均よりかなり高額になるとのことなので民間でも公務員並みに公定価格を改善していただきたいですね。
収入が増えていない現状ですが税・社会保険料の負担増により手取り収入は下がっていますので消費には中々回らないという実態ではないかと思います。
国民が将来の不安を感じないで安心して消費できる社会を実現していただきたいですね。