台風 | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

台風16号が日本に上陸しました。今年は台風が多いような気がします。大型で強く大雨を伴うという特徴も共通していると思います。大雨で川が氾濫して高齢者施設で9名の方が亡くなるという事故もありましたが被害者になるのはどうしても高齢者が多いですね。


経験したことがない規模の台風が相次いでいるので避難が遅れると悲しい結果になってしまいます。一人暮らしの高齢者は本当に不安だと思います。高齢者の特性を理解していち早い非難情報と非難方法の伝達を日頃から準備しておくことが大切だと感じています。


また高齢者住宅でも日頃の準備と心構えが重要であると再認識しました。有事の際には冷静な対応が大切ですが身体機能が低下している高齢者の皆様を安全に避難させることは至難の業だと思います。

自然災害なので事前の予測は困難だし落ち着いて対応することも難しいと思います。


それでも日頃から準備して心構えができている人とそうでない人では大きな差になって結果は異なってくると感じています。9名の方が亡くなった事故の後に有識者が言っていたことが残念でたまりません。

「台風が近づいていることが分かっているのだから夜勤体制を増員して対応すべきだった」というものです。


大規模な台風の接近で外出することも危険な状況で出勤してこいというのは被害者が増えてしまうのではないかと思います。現場はギリギリの体制で運営しています。机上で考えて夜勤体制を強化しておくべきだという発言はあまりにも現場の実態を知らない有識者だなと残念に感じました。


未曾有の台風が増えていますが日頃の準備と心構えが大切であると再認識させられました。私も現場確認を励行したいと思います。被害者がでなければいいですね。