平成26年度末 | 向井幸一のブログ

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高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

今日は平成26年度末ですね。日本では西暦より会計年度を中心に制度が動いていることが多いのである意味で今日は大晦日になるのではないかと思います。明日4月1日が新年度のスタートで元旦に当たるのではないかと思います。当社は決算が3月期なので本日で今期は終了となり明日から新しい期がスタートします。決算は成績結果になるので少しでも前年を超えた結果で終了したいと思っています。


会計年度が4月1日スタートということから国の予算も明日から平成27年度になります。税制も新年度から適用という例が多いですね。昨年は消費税が4月から5%→8%に増税になりました。平成27年度は消費税増税は延期になりましたが各種社会保険料は軒並み上昇します。年金保険料、健康保険料、介護保険料とも料率が上がるし負担は個人と企業で折半なのでどちらも負担が増える結果になります。


また高齢者住宅事業では介護保険制度改定が4月から始まります。高齢者住宅居住者に対する介護サービス提供は10%減算ということなので結構影響が大きいと思います。

収入が減って負担が増えるということが毎年続いていますが高齢者住宅事業を停止、休止することはできないですね。知恵をだして創意工夫しながら事業の継続を模索していかなくてはならないと思っています。


厳しい環境ではありますがお客様第一主義はどんな時代であっても基本だと思います。

高齢者住宅事業者、介護事業者の中には廃業や事業譲渡を検討している方もいらっしゃいます。

公的保険に依存する事業スキームは自社努力では中々改善できないと思います。介護報酬減算に伴い賃料等の値上げをする事業者も散見されます。

お客様満足度を立脚点にした経営をしていきたいですね。


お客様の需要を創造して付加価値を高めることにより入居率を高くしていきたいと思っています。

今期は今日で終わりになります。反省はしても後悔はしたくないのでもうひと踏ん張りしたいと思います。