サービスの要 | 向井幸一のブログ

向井幸一のブログ

高齢者住宅の管理運営をしている高齢者のブログ

高齢者住宅は住まいでのサービス業なのでサービスの要が重要だと思います。介護事業所としての機能では「サービス提供責任者」です。資格としては「介護福祉士」という資格が必要になります。実務経験が必要で難しい資格ですがありがたいことに当社の高齢者住宅で働いていただいているスタッフはほとんどの方が介護福祉士の資格をもっています。

さらに高齢者住宅では「生活支援サービス」という保険外のサービスがあります。このサービスはホテルマンのようなセンスが必要です。


また高齢者住宅では様々なご相談を受ける機会がたくさんあります。医療・介護に関することはケアマネさんでも対応できると思いますが現場でのサービス提供責任者の受けるご相談内容は多岐にわたります。そして正解がないようなご相談を受けることもあります。例えば


・スーパーの特売日を知りたい

・どこのタクシーが親切か教えて欲しい

・どこの銀行がサービスがいいか

・家族が遊びにくるので何かお土産を持たせたいが何がいいか

・自宅が空家のままだけどどうすればいいか

・子供が最近、元気がないが不安だ


高齢者住宅は生活の場なので起きることも様々であり個人差も大きいですね。日々の買い物から不動産、金融等のご相談まで幅広く受けることになります。これらの情報を全て把握して一人で対応できる人材はほとんどいないと思います。

必要なことは「専門家を知っている」という人脈と情報収集能力と分析力であるといえます。


そういう意味では地元密着で素直で学びたいという姿勢が顕著に表れているスタッフが最適だと思っています。自分はできるんだという自信は必要ですが分からないことを直ちに調べるという謙虚さはもっと大切であると思います。

謙虚さがあり何でも「はい」と素直に応じることができるスタッフのいる住宅は明るくで元気になると思います。


手前味噌で恐縮ですが当社のスタッフはサービス業として本当に成長してくれたと思います。

結果はお客様、ご家族、周辺事業所の皆様からの評価となって表れていると思っています。

笑顔で元気あふれる住宅でありたいですね。