私の住んでる自治体が働くワーキングウーマンをいろいろ応援していて
パンフレットを作ったり結構それ関連のイベントも多かったり。。。なのだ
今日ふと手に取った冊子はそれなりに知られた会社で子育中働く女性が、説明とともに写真入りで1人1頁紹介。
ま、まぶしい
大きな会社に入るのも最初が肝心。
卒業時に就職失敗したら、大きな会社はほとんどムリ。
一度入っても、なにかの事情でやめてしまったら
新卒以外はそういう会社に入れない。
正社員になれなかったら派遣かアルバイトかパート。
なりたいと思っても年を取るとなかなか正社員にいけない。
大きな会社に勤めていると
(別に大きな会社がいいといっているわけではないけれど)
中小に比べて福利厚生制度が何かといいから働き続けやすい
女性が活躍しやすい制度は他より早くにできる
定年までいられる可能性が高い
最初に制度の整った大企業に入れば
子育てしやすいけれど
その会社に入る入口でつまづくと日本ってなかなか敗者復活ができないんだよなあ
仕事も子育てもがんばれと政府から言われても
恵まれた制度を持っている会社に勤めている人とそうでない人のなんたる違い
だから、メインロードを行く子育て中の働く女性の活躍を見せられても
もし一度ロードから落ちた立場だったら
これから子育てを迎える若い年であっても「こうはなれない」と思ったと思う。
別に欧米がいいというわけではなくて日本のいいところもあるけれど、とある話。
前に聞いたのは、
「イギリスで中年おじさんが勉強したかった薬学だかなんかの修士だかを
取得したあと、製薬会社で働いて・・・
あっ、そういうの日本と違って年齢行っててもそれなりに勉強収めたら
ちゃんと勤められるから、、、」という話。
本当かどうかは分からないけれど
中年おじさんでも
「年齢」ではなく
「何を学んだか、持っているか」で判断されて就職できる、、、のかな?
日本よりはそうだろうな、、、、。
敗者復活、日本よりしやすい?
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子どもがいない、ということで敗者復活はできないかもしれないけれど
総じて
一度メインから落ちたら復活できない感を
知らず知らずのうちに植え付けられている
だから、メインからちょっとでも落ちたら
負け犬(この言葉は好きじゃないけれど)
と思わせる。
あ~、だから、子どもがいない、ということでも
敗者になったと「思わせる」雰囲気が自然に漂ってくるのかも。。。
努力をすると敗者復活が結構しやすい社会だったら
(新卒で入社できない大企業でも努力いかんで門戸はいつでも開かれている、みたいな)
そういう社会だったら
子どもがいない、ということに対する重さが少し軽かったかもしれない。
敗者復活社会だから、
メインから一度はずれても
大丈夫な社会だって思えたら
もう少しどよ~んも減ったかもしれない