この10年
いつも読んでくださってありがとうございます。この記事は2020年9月の記憶を遡って綴っています。この10年たくさんの楽しいこと、刺激的なこと、幸せ、喜び、夢を掴み取った手応え、感動、愛おしさ、学びがありました。同時に、孤独、重圧、苛立ち、絶望、悲しみ、恐怖も同じだけあったと思います。でも一言で言うなら、「青春」だったかも知れません。これらをたったの10年で経験してしまったのだから、私はもう死んでもいいくらいの満足感にも似た達成感や疲労感がありました。この先の人生のことなど、正直考えられないw何故、この10年と言う時代をこんなにも走れたのか。何かのカリキュラムだったのかもしれないけど、そこには娘よりも長く元夫が居ました。このカリキュラムに付き合ってくれた?引き合わされた?何故、出会ったのだろう?最後の日一日中娘と遊ぶ彼を見ていました。その彼は、当然、優しく、悲しそうで、寂しそうで、楽しそうで、噛み締めているようでした。そんな姿を動画にたくさん収めました。娘にいつでも見せてあげられるように。寂しくなったら、すぐにダディを感じられるように。あなたの、世界にたった1人の血を分けたお父さんの姿を。こんなにも、大切にされていた真実を。私は大切にされなかったけど、こんなに娘を想う彼の姿に、私は満たされていました。本当に娘を想うなら、彼女の前で私を殴ったり罵倒しないはずですが、そこはお互いに人間性の欠如があった。譲れない、何かがあった。完璧な人間など、居ません。10年の最後は、穏やかな幸せに包まれていました。日が暮れる前までは、みんな笑顔だったと思います。明日は空港に行く日。娘と2人だけで、日本に帰国する日。