みなさん、こんにちは！
【スポーツ×睡眠】がコンセプトのアスリートの睡眠のパーソナルトレーナー、
スリープトレーナーのヒラノマリです
なんと本日、9月3日は睡眠の日！
（「ぐっ（9）すり（スリー＝3）」という語呂合わせに由来するもので、睡眠についての正しい知識の普及と健康増進のための日として、睡眠健康推進機構と日本睡眠学会により2011年に制定されたそう）
春にも睡眠の日はあるのですが、
【スポーツ×睡眠】がコンセプトの私が皆さんとこの機会に考えたいのが、
ジュニア世代の睡眠
というのも、
アスリートの方との睡眠コンサルティングの中でも
学生時代の部活動や朝練の話が出ることも多く、
そのときに皆さんが
『朝練眠かった。もっと寝たかった。』
と口をそろえて言う、、、
それもそのはず、
実はジュニア世代(とくに思春期)の睡眠って少し特殊なんです。
ある程度遺伝子によって、
遺伝子によって朝型か夜型かが決まっていると言われているのですが
（気になる方は、この記事読んでね！
もとが朝型の遺伝子を持つ人でも、
思春期になると視交叉上核と呼ばれる体内時計の親時計が大人よりも先に進みすぎることで、
早起きが苦手になったり、夜更かしが多くなったりと夜型になりやすくなります。
つまり、
思春期朝練が辛いのは、
生理学的にも理にかなっているのです
このような思春期特有の特徴を踏まえて、
アメリカの一部の学校では始業時間を遅らせることで生徒の集中力を高める
『スタート・スクール・レイタ―』という取り組みを行い、
生徒の成績が上がったという例もあるほど！
そしておもしろいのが、
思春期に体内時計が夜型になってしまっても
年齢を重ねるにつれてまたもとの時計に戻るという点。
もちろん、この現象に甘んじて夜型生活を推奨するのは良くないですが、
お子さんの中にはこの体内時計（サーカディアンリズム）による変化で朝起きられず、
不登校などのきっかけになってしまうケースがあることも事実です。
そう考えると、
ちょうど部活動などに打ち込む年齢が
夜型の体内時計になる思春期どんぴしゃなんですよね
もちろん、
朝練を夜練に変えたところでパフォーマンスに効果あるのか？！って話にもなるし、
一概には言えませんが、
こういう体内時計の変化も考慮しながら、
学校生活や部活動をできたら、
もっと心身的にも充実した学生生活を送れるのではないか？
ということ。
この現象は、20代前半ぐらいまで続くと言われているので
大学生の方なんかは、頑張りすぎて1限からの授業をとりすぎない！っていう工夫をしたっていいわけで。
とくに日本は、
ジュニア世代が部活動もそうだし、受験があって塾などで夜遅くなりがちという風潮もあるので
教育の現場だったり、
ジュニア世代のスポーツの現場で
子どもたちと睡眠のことについて考えたり、
睡眠について学ぶような機会を
作っていきたいというのも私の夢のひとつでもあります
（協賛してくださる選手や企業の方いないかしら、、、）
世界的に見ても日本の子どもの睡眠事情は
深刻と言われているので、
（以前サカママさんでも世界から見た日本のお子さんの睡眠事情について書いてます）
こういった
ジュニア世代への睡眠の教育
という分野も広めていきたいです
私自身も受験勉強でまあ慢性的な寝不足の思春期を過ごしたので、
そういった自分の経験談や選手からのお話も混ぜながら伝えていけたらいいな
ということで、
睡眠の日の今日は
ジュニア世代の睡眠についてのお話でした！
写真：©Yuichiro Higuchi
スリープトレーナー / ヒラノマリって？
【日本唯一のアスリート専門の睡眠のパーソナルトレーナー】
※卓球の平野美宇選手の睡眠サポートも担当
📺睡眠の専門家タレント(エキスパートナー所属)
⚾️プロ野球選手/Jリーガー⚽/五輪代表選手🏓などの睡眠サポート担当
🔻パフォーマンスUPの『攻めの睡眠』法＆寝具情報
🔻睡眠データ分析や遺伝子分析🧬を利用した、睡眠コンサルティング
🔻球団やクラブチーム、企業向けの睡眠セミナーや睡眠改善プログラムの監修
🔻某大手インテリア会社のショールームで
ベッドや寝具を中心にインテリア全般の販売を経験
🔻TBS『櫻井・有吉THE夜会』、日本テレビ『ZIP!』に出演
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