1.作戦概略
1-1 背水の陣
1-2 捨身飼虎の陣
1-1背水の陣
この「背水の陣」というのは、当ブログの
タイトルであることからもお分かりのとおり、
2次試験はもちろんのこと、2014年を通しての
一貫したテーマでありました。
陣の由来や内容に関しては
説明不要だと思いますので割愛いたします。
さて、少しファジーな話になるので恐縮ですが、
2013年12月6日、2回目の2次試験が不合格という
厳しい現実に直面し、たちまち次の選択を迫られました。
①撤退
②養成課程
③1次出直し
②に関してはこちらをご覧ください。
①か③か、すなわち撤退か出直しか。
いずれにせよ、気の重い選択でした。
しかしながら、
A.1度やると決めたものを途中で擲げ出すのは業腹
B.電車通勤時間を有効活用できる
C.引き続き独学のため金銭的な負担はさほど増えない
D.中小企業診断協会に対する憤怒の念
などを総合的に勘案し、1次出直しを選択しました。
しかしながら、もはや診断士の資格取得を
目指し始めてはや4年が経過していました。
ダラダラと続けていたのではラチが明きません。
明確に決めていたわけではありませんが、
2次試験を受けるのはあと2回のみとし、
それでダメならセンスがないものと判断して
ドツボにはまる前に撤退しようと思いました。
とはいえ、1次試験に合格しなければ
2次の受験資格は入手できません。
そこで考案したのが
a.ブログを立ち上げ更新する
b.背水の陣を敷く
「a」のブログですが、特に1次試験合格に向けた
モチベーション維持のため開設して毎日記事を
更新したことは既に何度も繰り返し
申し上げているとおりです。
※ブログ更新を続けたことにより、結果的に
「捨身飼虎の陣」が大成功を収めたわけですが
そのあたりの話は次回以降に申し上げます。
「b」に関しては、精神論になってしまいますが、
これをブログのタイトルにまで採用して貫いたことが
1次出直しから1年で最終合格できた理由の
1つであることは間違いないと思います。
※まぁ、具体的に何をしたという訳ではありませんが、
費やした時間とコスト、家族への負担、老後のこと、
日本国経済のこと、いずれ来る大地震のことなどを
考えると、ぞッとして自然と背筋が伸びますよね。
1-2捨身飼虎の陣
2次試験の合格に向けて取った2つの作戦のうち、
より実践的な作戦「捨身飼虎の陣」に関して
誠に僭越ながら申し上げます。
「捨身飼虎」とは何ぞやという方は、
インターネット先生にお尋ねくださいませ。
で、私も実は、詳しい意味は分かっていません。
ただ、作戦を立てるに当たって、格好良い名前を
付けたかったので、暫時黙考したところ
とあるマンガの1シーンが目に浮かびました。
それは、私のバイブルの一つである「蒼天航路」。
詳細には立ち入りませんが、名作ですので
興味のある方は一読をおすすめいたします。
作戦の内容は過去の記事にも記載しているのですが、
(→「陣立(前篇)」「陣立(中篇)」「陣立(後篇)」)
分かりにくい部分もあるかもしれませんので、
今回、改めてご説明いたします。
作戦の肝は以下の3点です
a.再現率100%の再現答案を
b.あらかじめ宣言した上で
c.試験翌日にブログで公開する
そして、作戦の目的は、前掲の記事にもあるとおり、
目的A:自らにプレッシャーを与え、解答の質を高める
目的B:不合格となった際、来年の指針とする
目的C:大きな声で言えない理由(←お察しください)
といったところです。
ありがたいことに、今回合格することができたので、
「目的B」に関しては不発に終わりました。
※個人的な感触をこちらに掲載していますので、
ぜひ他山の石として再現答案をご活用くださいませ。
「目的C」はトップシークレットです。
ということで、今回、主に「目的A」に関して、
少し掘り下げてご説明いたします。
まず入り口として、2013年の2次試験終了後、
合格発表までの手持無沙汰を慰撫するために
暇な時にブラブラとネットサーフィンしていました。
その中で、少なからぬ数の人が個人のブログで、
合格発表前に再現答案を掲載していることを知りました。
そして合格発表後、どういう訳か、これら再現答案を
ウェブ上で公表していた方々の合格率は
極めて高いように感じました。
この高合格率の理由を熟慮したところ、
「良い答案が書けたので(これみよがしに)
掲載している」といったことが考えられました。
※一部、お化粧もあるでしょうけど…
このことから導かれる結論は、
①(試験後)好感触の解答が書けた→
②合格の自信アリ→
③ウェブ公開→
④実際に合格
というロジックです。
誠に以て明快な理論ですね。
そこで私は考えました。①と②の順序を逆にして、
②(試験前)合格の自信アリ→
①好感触の解答を書く→
③ウェブ公開→
④実際に合格
にできないだろうか。
ただ、普通に考えたら、試験前に
「合格の自信アリ」という段階には至らないですよね。
※勘違いやナルシストは別ですけど…
暫時勘考の果て、
あらかじめ「再現答案をブログ上でさらす」ことを
公言することにより、半ば強制的に試験前に
「合格の自信アリ」に近い境地に到達することが
できるのではないかという仮説を打ち立てました。
さて、実際の行動ですが、1次試験の自己採点後、
8月の半ばには、1次試験の合格発表後に
弊ブログにおいて、2次試験後に再現答案を
公表することを宣言しようとぼんやりと考えていました。
そして1次試験の合格発表後、9月10日、満を持して
前掲の記事にて「捨身飼虎の陣」の詳細を掲載し、
2次試験終了後の再現答案の公表を公言しました。
なお、公言にあたっては、さまざまな手段が
考えられました。
しかし、羅淫やフェイスブック、ツイッタルなどは
アカウントを所持していませんので不可。
また、独学かつ、友人や知人、職場関係者の
ほとんどは、私が診断士資格の学習をしていることを
知りませんので、口頭で周囲の人に再現答案を
見せることを公表しても意味がありません。
そのため、(消去法的に)当ブログで作戦の内容を
公表し(=再現答案を公表することをコミットし)、
そして、実際に試験後に再現答案をブログ上で
さらすことに決めました。
これにあたっては、2012年の12月から、
毎日コツコツ更新を続たことにより、当ブログが一定の
知名度と読者を有していたこと(←勘違い)が
結果的に奏功したと思います。
すなわち、試験前に「再現答案を公表する」と
公言したからといって、これを黙殺したり
反故にしたりするのはいともたやすいことです。
しかしながら、(内容はともかく)ブログを毎日
更新することで培った信頼だけが私の数少ない財産です。
衆人環視の状況で宣言することで、簡単に約束を
破ることができない状況に追い込むことができました。
※「あなたはマゾ?」と思われるかもしれませんが、
少なくともブログ上の人格は然りかもしれませんね。
※「そうはいっても、目が当てられない解答を書いて
しまっていたら答案をさらしてなかったでしょ?」
とも思われるかもしれません。
しかし、これはもうニュアンスの世界になりますが、
当ブログのバックナンバーを読んでいただければ
約束を反故にする可能性は極めて低いということを
お分かりいただけるのではないかと思います。
そして、この点だけはアッピールしたいのですが、
弊ブログにて再現答案を公表したのは、該当の記事を
見れば分かりますが、試験翌日の午前7時半です。
(※もちろん、日時を改ざんしていませんよ)
この時点で模範解答を公表している予備校はなかったと
思います(LECさまだけ「事例別講評」を公表)。
すなわち、予備校の解答を見て感触が良さそうだから
公表したわけではないということが言いたいのです。
さて、9月中旬にブログ上で「捨身飼虎の陣」の内容を
公表後、10月26日の2次試験本番に向けて
モチベーションがメキメキ向上して学習が順調に進捗し、
試験当日に「合格の自信アリ」のレベルまで到達する
予定でしたが、はて、どうしたものでしょう。
残念ながら、目立った成果は発現しませんでした。
「はぁ?あなたの作戦はポンコツだったの?
口だけのチンカス野郎!」と思われるかも知れません。
それもそのはず。
そもそも2014年の2次試験の総学習時間は
70時間に過ぎないこと、あるいは、来年(2015年)も
4年連続の出場(?)が保証されていたことなどを
勘案すると、そう簡単に効能は顕在化しませんよね。
もしかすると、表面的には、試験のことを何も知らず、
50時間の学習で臨んだ2012年の2次を受ける前の方が、
合格可能性を感じていたといっても過言ではありません。
しかしながら、心の奥底では、合格に向けた何らかの
変化の予兆がくすぶりり始めていたと思惟されます。
※もちろん確証はありませんよ
そして私には1つの確信がありました。
その確信を説明するために、とある例を挙げます。
ジャンケン大会が開催されるとします。
Aさんは、暴力が得意そうな黒い服を着たおじさんに
こめかみにハジキを突き付けられ、「Bさんとの
勝負に敗けたら命は無いですよ」という脅迫を受け、
失禁しながらジャンケン会場に向かいました。
一方、Bさんはそのような事情をつゆ知らず、
ジャンケンに勝ったら1,000円もらえると聞き、
へらへらと笑いながらジャンケンに臨みました。
この場合、AさんとBさんがジャンケンしたら、
9割以上の確率でAさんが勝つと思うのですよ。
とまぁ、ここまで極端ではないですが、
ブログ上で(100%の)再現答案をさらすと
宣言した以上、恥ずかしい答案を
作成する訳にはいかないというプレッシャーは、
想像以上に大きかったと思います。
その結果、試験当日、どのような玄妙な仕組みかは
存じ上げませんが、訳の分らないエンドルフィンの
ような物質が脳内から分泌され、持てる能力以上の
解答が出来上がったのではないかと愚考いたします。
※中小企業診断士2次試験のように、
グレーな部分だらけで、多くの受験生が当落線上に
蟠るような試験の場合、なおさら、
このような心理状態が最終的に勝負を左右した
可能性が高いと自己分析しています。
※もちろん、菅原道真公のご加護を
忘却したわけではありませんよ。
長々と「捨身飼虎の陣」に関して説明しましたが、
よくよく考えると、ある意味、「捨身飼虎の陣」は
「背水の陣」とニアリーイーコールであると
言えるかもしれません。
ファジーな精神論で申し訳ありません。
今回の2次試験合格は、もちろん、たまさかの
僥倖であることに疑いの余地はありませんが、
しかしながら、それでもなお、「捨身飼虎の陣」に
よるところが大きかったのだと思っています。
さて、ここからはご提案です。
この「捨身飼虎の陣」、なかなかえぇやんと
思う方がいらっしゃったら、是非採用してください。
何も難しい話ではありません。
「再現率の高い答案を、あらかじめ宣言した上で、
2次試験終了後、遅延なくウェッブ上に公開する」
ただこれだけですよ。
※某匿名掲示板に公表しても意味はありませんよ