唐突ですが、皆さまは「経済波及効果」に関して
どのようなイメージをお持ちですか?
「経済波及効果」の身近な例としては、
「阪神タイガース優勝の経済波及効果は○億円」、
あるいは少し見方を変えて、
「観光産業はすそ野が広く、幅広い産業に
経済効果が波及する」といった感じに使われますね。
今回はこの経済波及効果に関して、
少しファジーな話をしていいかしら?ねぇ。
たとえば、阪神タイガースが優勝したら、
日本シリーズのチケット代銀や各種グッヅの売上、
優勝セールの売上といった
直接的な経済効果が発生するのは明白です。
そして、大ざっぱにいえば、この直接効果が
各方面に浸透して顕在化する経済価値の合計が
「経済波及効果」であります。
具体的に、日本シリーズで阪神のタオルが
1億円売れたとします。
これを製造するタオルメーカーは、
1億円の特需に対応するため、
①設備投資を実施して織機を購入
②増加した利益を原資として従業員に臨給を支給
↓
①’織機メーカーの受注が増加し工作機械を購入
②’ボーナスを手にした従業員が地元の酒場で豪遊
↓
①’’工作機械メーカーの受注が増加して…
②’’地元の酒場の売上が増加して…
といった無限のループに突入します。
スタートの1億円が、巡り巡って
合計で2億円の経済波及効果を生み出す。
「情けは人のためならず」ですね。
ここからは余談・雑感です。
私の勤務する会社は総じて保守的で、それはそれで
良いことなのですが、業績が好調な時でも、
従業員に還元するという考えはほとんどありません。
雀の涙程度の一時金が支給されるくらいです。
従業員にがッつり還元すれば(=給料を増やせば)、
呑みに行く回数が増え、地元経済が潤い、
回りまわって、当社の業績も向上するという
好循環が期待できるのにね。
周りの企業はあべのミックスでベア一色です!!
お願いですよ、経営陣&人事部さん!!!
もう1つ余談です。
たとえば、皆さまは、食料品を購入する際、
どのようなポイントで店を選びますか?
「何でもそろうコンビニが一番でゲス」
「血眼になって1円でも安いスーパーを探す」
「ガソリン代をケチって自宅から近いスーパーで買う」
「面倒なのでアマゾンで取り寄せる」
さて、私の場合は、極力
「地場のスーパー」を選んでいます。
そして、地場のスーパーで、
地場でとれた農林水産品やその加工品のほか、
地場の企業が作った商品や製品を
買い求めるように心がけています。
なぜなら、全国大手スーパーやコンビニにおいて
東京や大阪に本社を置く大手企業が製造した
製品を購入しても、結局、経済効果の大半は
大都市に吸い取られるだけだからです。
だから、多少高くても、多少遠くても、
地場企業の運営するスーパーやGMS、
家電量販店、ホームセンター、荒物屋、
100円ショップ、書店、文房具屋、SM屋(?)、
居酒屋、キャバクラ、ジム、パチンコ屋、
裏カジノ、雀荘などを利用するのですよ。
繰り返しになりますが、遠回りかも知れませんが、
そうすることが、巡り巡って自分のお財布の
多寡に影響すると思うのです。
そして、このような住民の気の持ち方次第で、
地方経済はまだまだ活性化する余地があると
思うんだけどなぁ。
※話がそれますが、地方の観光地で東京のメーカーが
作った土産物を買う人は皆無でしょう。
そのことが、「観光産業はすそ野が広く、
地域経済へ与える影響が大きい」と言われる
ゆえんの1つでもあります。
それでは。

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