円安の功罪(前篇) | okapiの背水の陣で中小企業診断士にチャレンジ♪

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こんにちは。

再現答案はこちら

反省会も終わったことですし、
いつものブログに戻りましょう。

毎営業日更新を墨守したいところですが、
ちょっと怪しいかなぁと思っています。

あらかじめご了承くださいませ。

また、2次試験のことは、合格発表までは
なるべく思い出さないようにしようと
思っていますが、またぞろ、当ブログでも
試験のことを取り上げて恨みつらみを
ウジウジと書き綴るかもしれません。

狂人の独り言として捨て置きくださいませ。

さて、10月末の日銀の追加金融緩和決定以降、
急速に円安が進んでいますね。

私は、以前から「円安=悪」論を掲げていまして、
1㌦=50円くらいが良いのではないかと思っています。

この理論に関しては、日を改めまして申し上げます。

※別に浜矩子先生の薫陶を受けているわけではありません。

さて、さすがに1㌦=110円を超えたあたりから、
円安警戒論らしきものが増えてきましたね。

「遅ェよ」「もはや手後れ」と思いますけどね。

で、個人的に円高を是とする立場は崩しませんが、
あまりにも皆が円安を警戒するのは
面白くないですねェ。

ここはひとつ、生来のひねくれ気質を
存分に発揮して、円安のメリットを
少し違った角度から考えてみましょう。。

円安のメリットの最たるものは、やはり
輸出企業の価格競争力が向上することです。

この点に関しては、少し怪しくなりつつありますが、
まぁ、おおむね間違っていないでしょう。

さて今回、私が注目する円安のメリットは、
ズバリ「訪日外国人客が増加する」ことです。

へへへ。当たり前ですよね。

さて、訪日外国人客が増加すると、日本経済にとって
どのようなメリットがあるでしょうか?

訪日外国人客の旅行消費額が増えるこよにより、
①観光関連産業が潤う
②波及効果により周辺の産業も潤う
③地域が活性化する
④経常収支(サービス収支)が改善する

④に関して、少し補足しますと、
経常収支の構成要素の一つに「サービス収支」があります。

「サービス収支=輸送収支+旅行収支+その他収支」ですが、
ここで問題となるのは旅行収支です。

旅行収支(A)は
訪日外国人客が日本で使った金額(B)から、
日本人の海外旅行客が海外で使った金額(C)を
差し引いたものです(A=B-C)

つまり、円安になると、Bが増えると同時に、
Cが減少するため、2重に旅行収支に
プラスに効いてくるということであります。

※Cが減るのは、円安になると海外旅行をする
日本人が減少するためです。

さて、日本の経常収支は減少の一途をたどっていて、
近い将来、赤字に転落することも懸念されています。

そうなれば、対外純資産を取り崩さざるをえません。
国債暴落が現実味を帯びますね。

ところで、経常黒字が減少している主要因は、
円安にもかかわらず輸出が増えず、
逆にエネルギー輸入金額が増加しているため、
貿易収支が大幅な赤字となっている点にあります。

今後、円安が進んでも貿易の構図に大きな変化は
ないと考えられますが、一方で円安により
旅行収支が改善すれば、雀の涙程度ではありますが、
経常収支にとってはプラス方向に寄与します。

※貿易収支が改善するかどうかは分かりません。

※旅行収支は、今のところまだ赤字ですので、
黒字幅が拡大するのではなく、赤字幅が縮小する段階です。
ただ、経常収支には当然ながらプラスに効きます。

ブラボー!円安で旅行収支が増えて
経常収支の赤字転落が(ほんの少し)先延ばしされる!

ビバ!円安!

と思うかもしれません。

本当にこの考え方で良いのかしら?

長くなりましたので、続きは次回です。

それでは。

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