通常の反省会形式に戻ります。
引き続き、★至急 ご意見募集中★
再現答案はこちら。
事例Ⅲの反省会は今回が最後です。
※皆様の、忌憚ないご意見をお待ちしています。
批判・批評の類でも大歓迎です。
事例Ⅲ
第4問
麿の解答
X社との強い関係や高い技術力を活かしてX社の海外精密部品生産拠点近辺にC社も工場を建設して進出する。これによりX社の精密部品の現地調達需要を取り込むとともにC社の精密部品は世界的な知名度を有していることから、海外でX社以外の販路を開拓する。そのために、現状の役員2人の営業体制から人員を増強し、営業力を強化する提案を行う。(160字)
tac様の解答
こちら
さて、事例Ⅲの第4問は、2問連続の160字問題です。
さまざまなことが盛り込めますね。
問題要求は「X社以外の販路開拓のための提案」で、
制約条件は、「C社の経営資源に注目すること」です。
C社の経営資源は、有形・無形を含めて数多くあります。
第1問で強みとして解答したもののほかに
麿が注目したのは、
①X社との強固な関係
②世界的な知名度 です。
①は、第3問(設問1)で解答した通りです。
X社の調達・物流合理化に伴い、C社とX社の
関係はますます強固なものとなります。
②ですが、C社は従業員48名の中小企業にもかかわらず、
その製品は、世界的な知名度を有しているのです!!
その証左を抜粋したのが以下の文です(第一段落)。
「C社は、世界市場で著名かつ高額な精密機器の
構成部品となる超精密小型部品を生産、販売している」
世界的に有名な企業が、過去の事例企業に
あったでしょうか!!
麿の推測なのですが、C社は製造現場に些細な問題を
抱えていますが、技術力や財務内容、社長の能力などは
ピカピカのエクセレント中小企業であります。
※C社が売上の大半を依存しているX社が優れているのかも
さらには、以前に申し上げましたが、
「自動旋盤の更新計画がない」というのは、
「国内工場の設備投資(更新投資)には消極的→
社長の目線は外を向いている」と言えないでしょうか?
となると、これはもう、海外進出しかないでしょう。
もちろん、身に寸鉄を帯びず、何の成算もないまま
進出しても失敗することは明らかですが、
X社との関係を利用することができますよね。
すなわち、X社はすでに海外生産拠点を持っていますので、
工場用地の紹介を受けること(隣地を融通して欲しい…)や、
現地化を進めている部品の調達先として、
一部C社を採用してもらうことなどをお願いすることが
できるでしょう。
まぁ、最悪の場合でも、逆輸入すればいいだけです。
そして、海外の新工場でX社向けの部品を製造するかたわら、
営業力を強化して現地で新たな販路(X社以外)を
開拓するというストーリーです。
やり過ぎでしょうか?
もちろん、ヒト・モノ・カネの面で劣る中小企業が
簡単に海外進出できるとは思いません。
ただ、
①C社は十分な経営体力を有していること(←推測)
②おう盛な海外需要を狙って(前向きに)海外進出する
中小企業が現実的に増加していること
③診断士2次試験でも、海外進出事例が増えていること
③に関しては、たとえば2012年の事例Ⅰ、
2010年の事例Ⅲ、2008年の事例Ⅲなどです。
特に2010年の事例Ⅲ、第4問を強く意識しました。
まぁ、麿の解答はポエムを超えた推理小説並みの
完全なオリジナルストーリーです。
ただ、「世界的な知名度を活かして
海外の販路を開拓するために営業力を強化する」
というtac様の解答と、方向性は同じですよね。
…
さて、恒例の総括です。
▼事例Ⅲの総括▼
事例Ⅰや事例Ⅱと比べると、総じて
取り組みやすい印象でした。
結果は、神のみぞ知るね。
さて、次回から、いよいよ最後に残った
事例Ⅱの反省会を開催します。
それでは。

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