どんな実験かというと『5種類の敷パッドを寝比べる』というものです。
敷パッドの種類は、
A「触ってヒンヤリの接触冷感敷パッド(生地、詰め物ともに化繊)」
![触ってヒンヤリ](https://stat.ameba.jp/user_images/20170718/18/sleepdesigner/1e/35/j/o1600120013985327045.jpg?caw=800)
B「肌に触れる部分だけ天然素材の敷パッド(生地が綿と麻、詰め物は化繊)」
![生地のみ天然素材](https://stat.ameba.jp/user_images/20170718/18/sleepdesigner/6b/83/j/o1600120013985327046.jpg?caw=800)
C「立体構造の高機能接触冷感敷パッド(組成は全て化繊)」
![高機能接触冷感](https://stat.ameba.jp/user_images/20170718/18/sleepdesigner/77/d0/j/o1600120013985327047.jpg?caw=800)
D「綿の敷パッド(生地は綿100%、詰め物は綿85%)」
![パシーマ](https://stat.ameba.jp/user_images/20170718/18/sleepdesigner/07/02/j/o1600120013985327051.jpg?caw=800)
E「本麻敷パッド(表生地は麻100%、裏生地は綿100%、詰め物は麻100%)」
![本麻敷パッド](https://stat.ameba.jp/user_images/20170718/18/sleepdesigner/f6/be/j/o1600120013985327053.jpg?caw=800)
です。
そして敷パッドを使わないパターンも含めたので、ここにF「敷パッド無し」が加わりますね。
![メッシュレオナルドD](https://stat.ameba.jp/user_images/20170718/18/sleepdesigner/09/f0/j/o1600120013985327325.jpg?caw=800)
全6パターンで寝比べました。
被験者は私です。私の情報は、男、年齢30歳、身長165cm、体重60kgです。
ジムに行かない日を対象に、各パターンで2日寝てみました。
![4重ガーゼケット](https://stat.ameba.jp/user_images/20170718/18/sleepdesigner/1d/97/j/o1600120013985327328.jpg?caw=800)
その他の寝具はパジャマが「綿100%ワッフル生地の半袖ハーフパンツ」、敷寝具はマニフレックスの「メッシュ・ウィング レオナルドのダブルサイズ(Fのパターンはマニフレックスに直接寝ることになります。)」、掛寝具は「綿100%4重ガーゼケット(上の差真の品)」です。
ちなみにこのダブルサイズのメッシュ・ウィング レオナルドは紆余曲折を経て、今では姉が帰省した際に子供と寝る時用です。普段、私はマニフレックスの「フラッグFX」を使っています。(綿ふとんの寿命実験は終了したので、マニフレックスに替えました。)
![エアコン](https://stat.ameba.jp/user_images/20170719/22/sleepdesigner/bf/ee/j/o0640048013986193553.jpg?caw=800)
寝室はエアコンを使って「温度26℃、湿度60%前後」に調整しました。寝る場所の環境が知りたいので温湿時計は寝床の近く、床から20cmほど高い場所に設置してあります。ちなみにエアコンの設定温度は28℃なので、エアコンの設定温度と温湿時計の表示に差が出ましたが、部屋の上部と下部で温度が違うからだと思います。
寝る前にはタイマーで1時間後にエアコンが切れる様に設定しました。また就寝予定時刻の3時間前からエアコンはスイッチを入れて家具も冷やしておきました。それから扇風機は空気の循環を目的として体に当たらない様に上向きに設定し、こちらはタイマーで2時間後に切れる様にしました。
夏場の寝室の環境としては、推奨されているほぼ理想的な状態です。(湿度が少し高めではありますけど。)
![温湿時計](https://stat.ameba.jp/user_images/20170720/09/sleepdesigner/10/f0/j/o1024077013986431964.jpg?caw=800)
結果は、
AとBのパターンはまず寝つくまでが大変でした。なんとか寝た後も何度も目覚めましたね。2日目に寝るのが本当に億劫でした。Aは確かに寝転がった瞬間はヒンヤリして気持ちいいですけど、その感覚は一瞬ですよね。
Cのパターンは寝つくのは問題ありませんでした。寝転がった瞬間はヒンヤリして気持ちいいですけど、夜中に目覚めました。
Dのパターンは寝つくのは問題ありませんでした。目覚める事もありませんでした。
Eのパターンは寝付くのは問題ありません。目覚める事もありません。AやCほどヒンヤリは感じませんけど、Dの時より寝転がった瞬間が気持ち良く感じました。
Fのパターンは寝付くのは問題ありませんでした。ただし、夜中に目覚めました。
![6パターン](https://stat.ameba.jp/user_images/20170721/14/sleepdesigner/0d/93/j/o0959049413987262388.jpg?caw=800)
今回、ダブルサイズで寝たからかもしれませんが、夜中に目覚めた時には寝相がヒドイことになってました。こんなに動くもんかと。後、AとBはうつ伏せにもなっていましたね。
![うつ伏せ](https://stat.ameba.jp/user_images/20170719/22/sleepdesigner/1e/16/j/o0640042713986193546.jpg?caw=800)
もう一度書きますけど、これは私の主観的評価なので信じる信じないは皆さん次第ですよ。
結論、
吸湿性のある「ちゃんとした天然素材の敷パッド」が夏の快眠には必要だと思いました。つまり、詰め物まで天然素材を使った敷パッドです。寝室の環境さえ適切なら麻じゃなくて綿でも眠れると思います。
![コットン](https://stat.ameba.jp/user_images/20170719/22/sleepdesigner/64/e2/j/o0800053313986193542.jpg?caw=800)
それからマニフレックスはオープンセル分子構造だから通気性があると言われていますが、睡眠時の発汗に対応できるレベルじゃないと思います。そもそも吸湿性と通気性って厳密には違う能力なので、比較するのもどうかと思いますけど。マニフレックスの製品を購入した際は天然素材の敷パッドも合わせて揃えましょう。もったいないです。
![レオナルド圧縮](https://stat.ameba.jp/user_images/20170720/09/sleepdesigner/ad/e9/j/o0800060013986421291.jpg?caw=800)
高機能接触冷感敷パッドは大手寝具メーカーが作る高価な敷パッドです。シングルサイズでも諭吉さん1枚じゃ買えないクラスの品です。綿の敷パッドはその半額以下で手に入ります。快眠を得る為に寝具を選ぶ場合は価格だけで判断してはいけないですね。
![敷寝具レンタル](https://stat.ameba.jp/user_images/20170720/09/sleepdesigner/49/4b/j/o0285021413986421292.jpg?caw=800)
当店の「敷寝具のレンタルサービス」利用の際には天然素材の敷パッドも合わせてお貸ししています。その為、敷パッドもレンタル用をいくつかストックしてあります。敷パッドだけでも試しに使ってみたい方はおっしゃって下さい。
【天然素材敷パッド(ベッドパッド)のレンタルサービス】
1週間500円でお貸しします。返却時に5,000円以上の敷パッドを購入して頂けたらレンタル代金はキャッシュバックします。
![寝汗](https://stat.ameba.jp/user_images/20170719/22/sleepdesigner/7a/3c/j/o0400040013986193550.jpg?caw=800)
今年の夏の快眠キャッチフレーズとして良く使いますが、夏の快眠には触ってヒンヤリではなく「寝汗スッキリ!」がやっぱり大切なのです。
この暑い時期に、夜中に何度も目が覚めたり、その際に汗でベトつく感じの不快感があったり、寝相の悪さが気になる人は敷パッドの素材を見直してみる価値はあると思います。
●当BLOG:店内の様子(2017年7月9日)
⇒『寝汗スッキリ!洗える夏用の敷パッド(ベッドパッド)』
●その他の「商品たちの物語」
⇒〔http://ameblo.jp/sleepdesigner/entry-11524384575.html〕
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@sleepdesigner 杉本圭
(ウメナ寝具本店店長・ふとん屋の眠りオタク・睡眠健康指導士)
■関連ページ(過去記事など)も是非ご覧ください。
当BLOG ⇒ お店の日常(2017年6月24日)
『夏の快眠には触ってヒンヤリではなく「寝汗スッキリ!」の方が重要です。』
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2016年7月5日)
『熱帯夜は電気の力で寝室の温度と湿度も整えましょう』
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2016年4月25日)
『寝相の悪さはふとんの中のムレが原因かも…』
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2015年6月14日)
『寝具の肌触りに騙されてはダメ』
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2014年7月17日)
『接触冷感素材について』
当BLOG ⇒ 快眠コラム 13、夏の眠りは湿度が決め手
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当BLOG ⇒ SDGs(2021年3月23日)
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