KATOの10100系ビスタカ-、限定品らしいA・B・C編成の入った奴です。動力車の新品は今年初入線という事になります。
自分の趣味範囲である昭和40年代を中心として活躍していた国鉄車輌も基本的な物のプラ量産品は各社から出て、自分の気になる車輌もそれなりに所有した事や新製品が価格上昇して貧乏人には手軽に入手し辛くなった事から、ここ最近の新製品情報にも心をときめかせる事も無くなっていました。
そんな中、再販というか改良製品というか、この2代目ビスタカ-の発売はちょっと心揺れていました。子供の頃、駄菓子屋の鉄道車輌カ-ドから始まった鉄道趣味ですが、そのカ-ドの写真といえば当然国鉄の特急や大手私鉄の看板列車の写真でして、子供心に国鉄車輌に対して私鉄車輌はアクの強いデザインで好みでは無いものの、強烈なインパクトを残していたみたいで、中年オヤジとなって、国鉄車輌も関心の有る車輌は一通り揃い、では子供当時の私鉄の看板列車の入手も良いんじゃ?となったのは以前も書きましたが、最近の中古価格上昇もあり、なかなかこれといった物に出会えずにいて、それはこの2代目ビスタカ-も同様で、そんな中再販となったのでどうするか?と心揺れた訳です。
揺れたのは価格の問題もありまして(笑)、何せ定価が4万ちょい越えは会社からのお小遣いのトリクルダウンが有ったとは言え、貧乏人にはビビり入ります(笑)。なので発売されてからも悩んでいましたが、他の方々のブログ記事が後押ししてくれまして購入となりました。割引が多少効いて定価の6掛け位になったのも後押ししてくれました(笑)。
貧乏&ケチなので当然1番安い店から購入したのですが梱包がショボかったのには驚きました、上の写真の通り送られて来た段ボール箱の中の本体は申し訳程度にプチプチで包んであるだけです。破損していたら対応してくれたのかな?
幸いに車輌に破損無かったのは良かったですが、箱にはうっすら傷有り。個人的には車輌が大丈夫ならその辺は気にしないのですが、発売元のKATOにしては特別企画品を謳う割にショボい感じです、前回品も同様みたいですが、薄手の箱では使用しているうちにボロボロになりそうで、この辺今後の事を睨んで大型のブックケ-スを新製してくれても良かったんじゃ?とは思いました。
車輌自体はKATOらしいしっかりした好ましい作りで好感の持てる物です。ただ、動力が個人的には嫌いな片台車駆動、KATOの事ですからA+C編成の6輌でも大丈夫としているのでしょう、他の方のブログでも大丈夫らしい記述を目にしましたが、個人的には不安が残ります。
動力有りのA編成とB編成を同一線路上に載せて走らせて見た分には若干の差は有る感じですが連結して走らせても問題が起きる程では無いと思います。
車輌の外観も小さいNゲージだからか写真で見ていた程のアクの強さは感じず、好ましい感じに写ったのが意外な感じでした。まぁ元々が小田急の3100や東武のDRCよりは落ち着いたフロントデザインだと個人的には思っていたので余計そう感じたのかも知れません。もっとも昭和30年代らしいデザインって感じは濃厚ですが(笑)。
近鉄の車輌は中古で入手したマイクロエ-スの初代ビスタカ-に続く物です。
並べて見てみるとどちらも魅力的な車輌で笑みがこぼれます。初代は登場時、2代目は晩年とで実際は時代的には被らないのですが、そこは鉄道模型ですから気にせず自分の好みの車輌で大らかに楽しみたい、個人的・イメージ的には他の私鉄車輌も入手の上、各社看板列車の動態保存的に更に有り得ない並びなんかして楽しみたいと思っています。今回は良い買い物が出来たと思います、後押ししてくれました先に購入してブログアップした皆様に感謝です。
一押しいただけますと幸いです。
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