うん十年燻り続けた記憶 | 適当気儘に鉄道模型

適当気儘に鉄道模型

主に趣味の鉄道模型に関して入手した際の勝手気儘な感想や模型加工・レイアウト製作は下手で悪戦苦闘しながらもやはり適当気儘に楽しみ同じ趣味を持つ人々に勇気と自信を与えたり、そんなまさに「テキトー」なブログです

 かねてから気になっていた本がありました。

 それは40年以上前、初めて自分の小遣い で鉄道ファン誌と同時に購入した鉄道雑誌なんですが、その時に買った鉄道ファンが現在も手元に残っているのに対して、その本は購入して間もなく引っ越しをした際に紛失したと思われ、その雑誌名も覚えていない有り様。
 その雑誌でうろ覚えしているのは丁度飯田線に一部戦前形と交替して80系が入った記事とそれに関連して引退するクモハ52の戦前における京阪神間を走る写真が有った事。他の記事や表紙の写真さえ記憶にない有り様です。

 その雑誌がなんだったのか漠然と気になり続けうん十年、ひょっとしてこの本じゃないか?と思われた本をオークションで試しに購入し、それが届きました。それは


 このレイル79年3月号です。

 当時出ていた鉄道雑誌と言っても数多く有る訳ではございませんですが、鉄道ファンを除くピクトリアル・ジャーナルという有名どころじゃなかったのは確かで、後に当時出ていた本らしいのを何かの折に調べた結果、これじゃないかな?と。

 で、本が届きまして早速中を見まして多分これだっただろうとなりました。やや煮え切らないのはやはり40ウン年経ってますから記憶が完璧にはっきりしていないからです。古の鉄道写真の大家・西尾克三郎氏の登場時の流電の写真や上野和秀氏の「帰らざる旅路」と言う記事の写真に見覚えがある一方、置き換え記事の写真の並び方は記憶通りなものの、こんな写真だったっけ?という感じでした。

 因みにこの本、 当然の事ながら旧国以外の記事の方が多いのですが、それらの記事に関しては全く記憶が無く、改めてこの本を見て「こんな記事が載っていたんだ」という感じでした。レイル誌自体が当時から年配向けの古いマニアックな記事メインの雑誌だったので、当時小学校低学年の子供には関心を持つ様な記事では無かったのでしょう、もっともこの雑誌の全ての記事が関心のある記事ばかりなんていう小学生が居たらビックリですけれど(笑)。

 という訳で、長年頭の片隅に残っていた疑問が決着したかたちとなりました。

 
一押しいただけますと幸いです。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 Nゲージへ
にほんブログ村