デジタルの小話 | 適当気儘に鉄道模型

適当気儘に鉄道模型

主に趣味の鉄道模型に関して入手した際の勝手気儘な感想や模型加工・レイアウト製作は下手で悪戦苦闘しながらもやはり適当気儘に楽しみ同じ趣味を持つ人々に勇気と自信を与えたり、そんなまさに「テキトー」なブログです

 書こうと思いつつ放置していた話をネタが無いので困っていたら思い出して復活させた話になります。

 大分前、8月頃でしたっけ?買い物中の車内で妻から突然「日本の鉄道模型ってデジタル化が20年遅れてるの?」と訊ねられました。聞けばテレビでそう言っていたとか。
 海外ではDCCが結構普及している様ですが日本ではまだまだの様子で、この事を指していたのでしょう。妻に日本人の好みの問題も有って普及していない側面があるよ、との旨話しましたが鉄道模型をやる事に理解はありますが興味の有る人では無いので充分理解してもらえたのか?不明です(笑)。

 DCC、自分も


 KATOのD101とデコ-ダ取り付け車輌(と取り付けようと買ったデコ-ダがDZ123ですから昔の話ですね)を2・3輌持っていますが今は全く使用せず肥やしとなっています。走らせた当時に「これは凄いなぁ・楽しいわ」と思いましたけれど、実際問題として自分の走らせ方は運転を楽しむものではなく、特に操作せず走っているのを眺めるのが良いと考えていて、実際レンタルレイアウトで走らせる時も単に走らせっ放しにして眺めているのがメイン、精々が発進時にゆっくり動く様に操作する……って程のものでもなく、従って重連時の連結解放等、複雑な操作の運転を楽しむ事もしてみたいけれど、その頻度はそう無いと考えたので操作はDCCより面倒だとしても費用対効果からして屋根裏レイアウトの方式はキャブコンで充分と判断して、以後DCCは封印されてしまいました、って感じです。

 魅力は当然DCでは難しい操作が簡単に出来る事ですが、先に書いた様にコスト面と管理がよりシビアになるのが怠け者たる自分には重かったです。取り付け簡単なデコ-ダも有りますが、取り付けて走らせてみたい車輌だとフレンドリー車輌では無いので取り付けが大変そうだったり、自分的には不器用故のハンダ付けの問題が有り、数千円のデコ-ダがショ-ト一発で走る事無く昇天した日にゃケチは倒れて寝込んでしまいます(笑)。

 他の方々の鉄道模型に関する興味はどうか?と記事をいろいろ眺めても元々「鉄道模型」ですから鉄道車輌在りきなのは当然ですが、日本はその比重が高いみたいに感じます。むしろ車輌偏重の感さえ有りますし、レイアウト派のブログに限って拝見してもDCCを取り入れて、っていうものはレイアウト派ブログ全体からすれば主流では無い様です。

 一般的にみればネックはやはり価格と手間になるでしょう。車輌偏重の中、模型車輌の高騰化もあり、価格以上の魅力を感じなければ 1輌当たり数千円の投資はちょっと……となりそうですし、 デコ-ダを搭載するにしても推進している(?)KATOでも小加工が必要だったり(今もそうなんでしょうか?)、他社製品だと更に加工のハードルが上がるとなるとやはり二の足を踏んでしまうかな?と思われます。

 もちろんDCCを取り入れて精力的にいろいろ行っている方々もたくさん居られまして、その方々のブログを拝見するとその情熱に凄いなぁと思い、DCCの魅力を改めて感じさせてくれるのですが、やはり自分の場合は?と考えるとそこまでしなくとも良いという結論になっちゃいます。鉄道模型を趣味とする、特にNゲージャ-の方々も大抵は自分と同様なのかな?と。よって日本で鉄道模型のデジタル化が進むのはまだまだ先……というよりそんなに進まないんじゃないかな?と感じます。

 でもやってみると楽しいのは確かです。自分がDCCで行ってみたいのはふたつ、ひとつは蒸機派の方とD51の三重連を各D51ひとり1輌ずつ受け持って走らせてみたいです。和気あいあいと上手く協調させて走る様に各自操作するのは実車通りみたいで楽しそうです。意外に複数の人で同時に走らせてみた、なんて話は見ない感じですが実際行っている人はどうなんでしょう?

 もうひとつは現実的なものでDCCに興味を持った当時に入手してハードルが高いと長年そのまま放置している蒸機のサウンドデコ-ダを取り付けて走らせてみたいというもの。これはやろうと思えば出来そうな話ですが、不器用かつケチな自分が失敗を恐れて二の足を踏んで今後もこのままの様です(苦笑)

一押しいただけますと幸いです。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 Nゲージへ
にほんブログ村