ジャンク品を使って検討する | 適当気儘に鉄道模型

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主に趣味の鉄道模型に関して入手した際の勝手気儘な感想や模型加工・レイアウト製作は下手で悪戦苦闘しながらもやはり適当気儘に楽しみ同じ趣味を持つ人々に勇気と自信を与えたり、そんなまさに「テキトー」なブログです

    根が怠け者・不器用のくせに希望・要求だけは高いとなると仕掛かり品や改造・加工用の車輌が増えていってしまいます(困ったものです、と他人事)。その内に作ろうとしていた物その物、或いはそのベースにするのにもっと優れた物が出てしまい、その弄り途中品、更には改造ベースとして購入した品々は暗黒禁断の部屋へお蔵入り…だと勿体ないし部屋が片付かない。なので気楽に最小限の加工でそこそこ決めちゃおうと最近思い始めています。
    そのひとつがマイクロエースのC59/60、元々プロポーションが大いに難有りで「らしく」するには大手術が必要、弄った車輌もそのままの車輌も自分の技量の無さから永年ほったらかしにしていたらKATOから見事な製品が出てしまい今では箪笥の肥やしと化しています。それも勿体ないとそこそこ簡単に見栄えを良くする方法を模索してみました。
    有名なサイト「Nゲージ蒸気機関車」様ではマイクロエース製C59の車高下げに関して動力を削って下げるだけの方法とランボードを一度切り離してボディも詰める二種類の方法が出ています。自分も昔、ランボードを切り離す方法を行おうとしましたが先に書いた様にいつもの途中放置(失敗した訳では無いのですが)のまま…こちらも未だに「いつかは」と思っているものの貧しい技量なりに慎重に手をかけてきたので方針転換・適当に作る気になれず、そちらは相変わらず保留しています。
    行うにあたっては比較的楽に似せる為としてランボード切り離しはしないものの、ただ動力を削って車高を下げるだけだと前から見て上下に長い感じで変なので端梁だけは一度切り離して正面から見て長い印象の給水温め器カバーを下から詰めた後、端梁を再接着するNゲージ蒸気機関車様でC59のランボード切り離し方法の時に用いている人の錯覚を利用した方法を取る事としました。
    利用したのは昔ジャンク品で安く購入したC59のブラウン色&お召し機、塗装を剥がすのに磯風呂に浸けていたら一部接着されていた部品が外れた奴を使います、これだったら失敗しても諦めもつくでしょう。先に書いた様に端梁を切り離してから給水温め器カバー下を削り、ランボードサイド部、デフの付く斜め部分をストレートに見える様削り、ついでにキャブも段差を強調する様、窓下を削りして一先ず様子を見るべく木工ボンドで仮組みし、元々徹底加工しようとダイキャストを削った動力に乗せてみたら



    (塗装落とし切ってないまま加工したので汚いですが)こんな感じになりました。C59の長くスマートなボイラの感じは無いもののノーマル品と比べては幾分「らしく」なった気がします(まだ動輪が小さくて短足に見えますが)。因みにノーマル品と比べると



    横からだとこんな感じ、前からだと

    こんな感じになります(それにしてもノーマルのC59埃被って汚いな)
    切っただけで水平とか出していないので雑な感じですがざっと見これならやはり眠っている銀河のパーツを組み込んでディテールアップしてもそこそこ映えて良さそうな気がします、と思っただけであくまで今回はジャンク品を使って検討しただけなので取り敢えずこれにて終了です。

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