夢 出会い 魔性 -41ページ目

夢 出会い 魔性

日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




ご主人さまはすぐ「だめ」と言う。

だめ、だけじゃなくて「却下」とか「俺はしたくない」とか。



わんわんはクスンと鼻をならしておねだりする。

あのね、わんわんはしたいの

甘えたいの

いつもご主人さま向きなの





組み合わせるとこうなります。


「あのね、こんど露天風呂行こうね」

「のんびりしに(笑)」

「イイコトしてから一緒にのんびりしよ~(^-^)」

「疲れるから却下(笑)」

「お風呂入れば疲れ取れるよ(^-^)」

「疲れることはしない(笑)」

「あのねあのね、あんまり疲れさせないようにするね(笑)」

「無理(笑)」


…こんな感じ(笑)





前にちょびっとだけスネて、「わんわん、よくご主人さまに断られるもん」って言ったことがある。

ご主人さまはちょびっと困った顔をして「それは言葉遊びだろ」って。


うん
うん、知ってるもん
言葉遊びで、かまわれてるだけなの知ってるもん。

知っててスネてみたの。

ご主人さまだって、わんわんが知っててスネてるの気付いてるはず(笑)





ご主人さまの「ダメ」は、言葉遊びで愛/撫なのです。

すくなくとも、わんわんには愛/撫。

ダメと言われて、わんわんはまたおねだりするのです。

それはきっと、『好きよ』の代わり。
ご主人さまも気付いてる。はず。





だからご主人さま、わんわんに「困った人だなあ」って言いながら、顔は笑ってるんだとおもう。






「あのね、こんど露天風呂行こうね」(あのね、ご主人さまと一緒に居たい)

「のんびりしに(笑)」(知ってる。笑)

「イイコトしてから一緒にのんびりしよ~(^-^)」(ご主人さまに触れたい)

「疲れるから却下(笑)」(知ってるって。笑)

「お風呂入れば疲れ取れるよ(^-^)」(好きよ)

「疲れることはしない(笑)」(はいはい)

「あのねあのね、あんまり疲れさせないようにするね(笑)」(あのねあのね、だいすきなの)

「無理(笑)」(もう判ったよ。笑)





あのねあのねあのね、だいすきなの






ばっかみたい。
なんでちょびっと悩んだりしたんだろ。
最初からご主人さまが解放される駅…ようするに、ご主人さまの実家の最寄り駅に向えば良かったんじゃない。

ご主人さま…たぶん、わんわんが移動しやすいように待ち合わせの駅を考えてくれたんだ…と思う。


(そんなことより、ご主人さまとちょびっとでも長く一緒のほうが、ずーーっといいもん)


移動する電車の中で、1人でもにょもにょとそんなことを考えてた。

駅に着いてすぐご主人さまに『着いた(^-^)』とメールすると、
すぐに『俺も』ってお返事。

なんてグッドタイミング(^-^)

大きな駅だからすぐには見つからなくて、中央口の改札口の外よ~、なんてメールしながらご主人さまを発見。

まだわんわんに気付いてないご主人さまの横顔は、なんとなくよそ行きの風情。

あ、こっちを見た。

くしゃっと表情が和らいだ。

きっとわんわんは、もっとくしゃくしゃな顔だろう。


「派手だなぁ(笑)」

「そう?」

「日本人は着ないプリントだなあ(笑)」

「貰い物だもん。フランスかどっかの」

「フランスだよ(笑)」

「派手だよねえ(笑)」

「いや、いいんじゃない?(笑)」


前にご主人さまから貰った派手なプリントのパンツ(笑)

シャツとかならともかく、パンツを貰ってサイズがぴったりだったからビックリしたの思い出した。

どんだけわんわんの体のこと把握してるのよ~!って(笑)



「えと、切符は◯◯駅まで買えばいいのかな?」

田舎者な上に駅が遠いわんわん、SuicaとかPASMOとか持ってないもん。

「…◯◯駅って何かあるのかな?」

「…わかんない」


ご主人さま、◯◯駅でお友達と待ち合わせで飲みらしいけど、
普段行くことがある駅じゃないから、何があるのか知らないみたい。

わんわんは当然知らない。


「とりあえず目指すか」

「うん。わんわん切符買ってくる~。電車乗ってから駅周辺検索してみよ~」

「ああ(笑)」


ご主人さまはPASMOを持ってるから、わんわんだけあわてて切符を買ってきた。

そーかー

こういう風に、行き先がちゃんと決まってない時はPASMOとかが便利なんだなー。

…田舎モン丸出しですね(笑)



ご主人さまと電車に乗ってから、携帯の検索画面を開いた。

◯◯駅、と入力しようとして、ハッとした。

ご主人さまが隣でわんわんの携帯を覗き込んでる。


「えへへ」

「?なに」

「ううん~」


えへえへ笑いながら少し体を捩って、ご主人さまから携帯の画面が見えないようにした。

ご主人さまは不思議そうな顔をしてた。
そりゃそうだろう。
わんわん、ご主人さまに携帯隠すような素振りしたこと無いもん。
ご主人さまが携帯の画面見えないようになんて、したこと無いもん。


(あ…なんか隠し事があるみたいでイヤだなあ…)



不自然に画面を隠しちゃったことを、少し後悔した。









ご主人さまから『1000円くらい当たってない?』とメールが来ましたです。

あ、ロト6の話しです。

わんわんもご主人さまもずっとロト6を買い続けでいるのですよ。

ロト6って言うのは、数字を6コ決めて買うクジなんですけど、
ご主人さまとわんわんは買う数字が3つダブってます。

ご主人さまはご主人さまの誕生日の数字で買ってるし、
わんわんもご主人さまの誕生日の数字で買ってるから(笑)

◯月■日、の◯の数字と■の数字を買ってるのね。
これで2つダブってて、あと1つはたまたま同じ数字を買っているのです。




『1つも合ってない~(笑)』

『▲は?』


へ?▲なんて数字、当たりにあったっけ?

ハテナ?と思いながらもう一度当たり数字を確認したら、
さっきは間違えて1つ前の当選番号見てたことに気付きました…よ?(うっかりさんですか…)


ちゃんと今回の当たり数字を見たら、ご主人さまが言う通り、1000円当たってましたです。

ご主人さまとはダブってない数字で当たってたのです。

わんわん、ご主人さまのお誕生日の数字と、自分の誕生日の数字で買ってるんだぁ(笑)



…で、わんわんが、ご主人さまのとはダブってない数字で当たってるのを、ご主人さまが気付いた…ってことは…


ご主人さま、ちゃんとわんわんの誕生日を覚えてくれてる、ってことだぁ(ハアト)




5等の1000円より、ご主人さまが覚えててくれたことのほうが、ずっと嬉しいなあ
エヘ(^∀^)エヘ







次の日…っていうか、数時間後(笑)

ご主人さまが最終的にご用がある場所は聞いていたから、とりあえずその駅にお昼すぎ到着を目標にお出かけしてみた。


(…ご主人さま…何時から何時まで大丈夫なんだろう…)


午前中は実家でご用。
夕方からは◯◯線の某駅でご用。


(…1、2時間かなあ…)


お茶するならどこでも大丈夫だろう。

どこの駅の近くだってカフェくらいあるもん、お茶出来る場所を調べとかなくても大丈夫。


(…もうちょっと時間…あったりして)


頭の中で(えへへ)なんて笑って、ご主人さまと待ち合わせになりそうな駅周辺のラ/ブホを検索してみた。

ご主人さまにバレたら呆れるだろうけど、こっしょりナイショで調べるくらい可愛いもんよね~
……そんなことも考えたり(笑)


にやにやしてたら携帯がポロリンと軽い音を立てた。
ご主人さまからメールだ。


『1時に■■駅で解放予定』


わあ、ご主人さま1時から体が空くんだ~!


『うん(^-^)わんわん、どこの駅に向えばいーい?』


…しばらく待ってもお返事なし。
きっと、用事中にササッと時間だけメールしてくれたんだ。


『あのね、わんわん■■駅に向かう~。合流してから一緒に移動できるもん(^-^)』


ご主人さま、最終的には◯◯駅に行きたいのだとしても、
そこで待ち合わせないで■■駅で待ち合わせれば、移動時間分だけ長く一緒に居られるもん。


もう電車に乗ってたけど、サクッと目的地を変えて、ご主人さまが解放される■■駅に向かうことにした。




わんわんも、ちょうど1時くらいに着きそうだ。






金曜日、仕事が終わってからご主人さまに「終わった~(^-^)」とメール。

たぶんお返事は来ないのだ。
判ってるんだけど、やっぱりメールしてしまう犬心。


「お疲れ」

わあ、ご主人さまからお返事がきた!

嬉しくなって、しっぽばたばたしながら「明日はお休みなの(^-^)」なんてメールしたり(笑)


「しっぽばたばたついでに、明日お茶する?」

……え?明日?


「する~!すでにしっぽが千切れんばかり(笑)」

「場所限定だよ(笑)」

「はい(^-^)わんわん、どこに行けばいーい?」


どうやらご主人さまはご実家に用事で戻ってきてるみたい。

で、夕方からは都内で友達と飲む約束をしてるみたい。

ご主人さまがご用がある場所を聞いて、その駅の沿線で待ち合わせすることにした。

…したけど…

具体的な待ち合わせ場所は決めてない。

ただ、◯◯線のどっかの駅、って(笑)




こんなお約束の仕方でちゃんと会えるのかなあ…ってちょびっと不安だったけど、
眠そうなご主人さまに「明日考えよう」って言われちゃった。

…うん、もう夜中の2時近いもん。眠くて普通(笑)



(明日はご主人さまとお茶だ~。明日っていうか、もう今日だ!今日!)

そんなことをワクワク考えながら、とりあえず寝ることにした。