お籠もり希望*3*…隠し…事? | 夢 出会い 魔性

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ばっかみたい。
なんでちょびっと悩んだりしたんだろ。
最初からご主人さまが解放される駅…ようするに、ご主人さまの実家の最寄り駅に向えば良かったんじゃない。

ご主人さま…たぶん、わんわんが移動しやすいように待ち合わせの駅を考えてくれたんだ…と思う。


(そんなことより、ご主人さまとちょびっとでも長く一緒のほうが、ずーーっといいもん)


移動する電車の中で、1人でもにょもにょとそんなことを考えてた。

駅に着いてすぐご主人さまに『着いた(^-^)』とメールすると、
すぐに『俺も』ってお返事。

なんてグッドタイミング(^-^)

大きな駅だからすぐには見つからなくて、中央口の改札口の外よ~、なんてメールしながらご主人さまを発見。

まだわんわんに気付いてないご主人さまの横顔は、なんとなくよそ行きの風情。

あ、こっちを見た。

くしゃっと表情が和らいだ。

きっとわんわんは、もっとくしゃくしゃな顔だろう。


「派手だなぁ(笑)」

「そう?」

「日本人は着ないプリントだなあ(笑)」

「貰い物だもん。フランスかどっかの」

「フランスだよ(笑)」

「派手だよねえ(笑)」

「いや、いいんじゃない?(笑)」


前にご主人さまから貰った派手なプリントのパンツ(笑)

シャツとかならともかく、パンツを貰ってサイズがぴったりだったからビックリしたの思い出した。

どんだけわんわんの体のこと把握してるのよ~!って(笑)



「えと、切符は◯◯駅まで買えばいいのかな?」

田舎者な上に駅が遠いわんわん、SuicaとかPASMOとか持ってないもん。

「…◯◯駅って何かあるのかな?」

「…わかんない」


ご主人さま、◯◯駅でお友達と待ち合わせで飲みらしいけど、
普段行くことがある駅じゃないから、何があるのか知らないみたい。

わんわんは当然知らない。


「とりあえず目指すか」

「うん。わんわん切符買ってくる~。電車乗ってから駅周辺検索してみよ~」

「ああ(笑)」


ご主人さまはPASMOを持ってるから、わんわんだけあわてて切符を買ってきた。

そーかー

こういう風に、行き先がちゃんと決まってない時はPASMOとかが便利なんだなー。

…田舎モン丸出しですね(笑)



ご主人さまと電車に乗ってから、携帯の検索画面を開いた。

◯◯駅、と入力しようとして、ハッとした。

ご主人さまが隣でわんわんの携帯を覗き込んでる。


「えへへ」

「?なに」

「ううん~」


えへえへ笑いながら少し体を捩って、ご主人さまから携帯の画面が見えないようにした。

ご主人さまは不思議そうな顔をしてた。
そりゃそうだろう。
わんわん、ご主人さまに携帯隠すような素振りしたこと無いもん。
ご主人さまが携帯の画面見えないようになんて、したこと無いもん。


(あ…なんか隠し事があるみたいでイヤだなあ…)



不自然に画面を隠しちゃったことを、少し後悔した。