夢 出会い 魔性 -109ページ目

夢 出会い 魔性

日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。



また二郎系にしてしまいました。


今日はヤサイ、ニンニク、アブラ増し(笑)


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ご主人さまも二郎系を食べに行ったみたい。

お揃いだ~(*^∀^*)

…と思ったら、
「混んでるから諦めた(笑)」とメールが(…)


ご主人さまカワイソウ(クスン)

でもわんわんは食べまちた(笑)





ベックスを出てから足どりが重い。


駅から乗る電車はご主人さまとは逆方向。
ホームでばいばいだ。


今までのパターンだと、また終電くらいにご主人さまを迎えに来たり、
次の日も会ったりしてたけど…

次の日の午前中に用事があるわんわん。

だから次の日の約束はしていない。

今日、今、電車に乗ったら本当にばいばい。


どうしよう
明日、午後時間がある?って聞いてみようか。

…ダメ。
自分が何時に空くか判らないのに、ご主人さまに空けといてもらうわけにはいかない。


でも
…でも、次にいつ会えるか判らないのに。

いまだって4ヶ月ぶりなのに。




頭の中でごちゃごちゃ考えながら、ご主人さまと一緒にホームへの階段を下りてった。

ご主人さまが乗る電車がすぐに滑り込んでくる。


「じゃあね」

「…うん」


結局なにも言えなかった。

ご主人さまは軽く手を挙げて、電車に乗り込んでしまった。

くしゃ、っと顔が歪んだのが自分でも判った。

ご主人さまが乗った電車は空いてて、
わんわんのほうに背中を向けて座るご主人さまが見えてる。

座ってからご主人さまは、
少し体をよじるようにして、わんわんのほうに振り向いた。

まっすぐにご主人さまが見られない。

歪んだ表情のまま、視線があちこちさ迷った。

ご主人さまを見ないようにしたまま、
ただ頭をコクコク動かして見せた。

(大丈夫よ、大丈夫よ)って、そんなアピール。

ゴメンね、泣きそうな顔してるけど大丈夫よ。

ご主人さまはこっちを見てる。

わんわんは、時々チラッとしかご主人さまを見られない。

でも一生懸命頭をコクコクしながら手を振った。

すぐに電車は走り出して、ご主人さまは見えなくなった。

カタカタ両膝が震えて、立ってるのが辛かった。

まばたきしたら零れそうに涙が溜まってたから、
零れないうちにハンカチで吸い取ってしまった。

わんわんが乗る電車も、それから少ししたらホームに入ってきた。



電車に乗ると、すぐにご主人さまからメールが来た。

お返事。

またご主人さまから。

お返事。

またご主人さまから。

お返事。



メールはそこで止まった。

電車で15分くらいの駅で、ご主人さまは飲みお友達と待ち合わせ。


(合流したんだな)


鳴らなくなった携帯を握ったまま、電車に揺られておうちへ帰った。





日が落ちると寒いね、なんて言いながら、駅の近くのベックスに向かった。

わんわんは、グリーのゲームでレストランやカフェなんかを登録するのをやってる。

いつもは家の近くのお店を登録してるけど、
この日はこのベックスを登録した。


「なにやってんの?」

「あのね、グリーのゲームに登録してるの。アイテム貰えるから」


えへへって笑いながら携帯の画面を見せた。

ご主人さまと一緒にいる時に登録するの初めて。嬉しい。

…いつも、今までにご主人さまと行ったことがあるお店を検索して、
それを登録して遊んでることはナイショ(笑)


……400キロも離れた、ご主人さまのおうちの近くのお店も探して登録してるのもナイショ。

わんわんの密かな楽しみなんだもん(笑)



わんわんはメープルミルクコーヒーを。
ご主人さまはアグー豚の生ハムサンドのセットを頼んだ。


「あのね、ここわんわんが出す!」

「なんで」

「いつもごちそうになってばっかりだから」

「なんだ(笑)」


わんわんもご主人さまも手に1000円札を握ってる。

ご主人さまに「いいから」って押し戻されて、わんわんの1000円札は行き場を失った。


「わんわんが出すのに」

「じゃあ今度ね」

「今度?」

「給料貰ってから(笑)」

「うん、今度ね。わんわんのお給料が出たらね」

「はいはい(笑)」


今度、って言葉が嬉しくて、にこにこ1000円をお財布にしまった。

…わんわんずっと仕事してなくて、やっと仕事始めたばっかりだから、
お給料貰ったらね、って言葉も嬉しかった。

(自分の働いたお金でご主人さまに何かごちそうしよう)
ちっちゃい目標が1つできた。



お店の人に渡されたトレイを持って、
ご主人さまと喫煙席に向かい合わせに座った。


「おいしそうね」

「ああ」

「1つちょうだい」

「いいよ(笑)」


2切れのサンドイッチの1つをおねだり。

お腹は全然空いて無かったけど、
ご主人さまと半分こがしたかっただけ(笑)


半分こしたかっただけのサンドイッチは、すごく美味しかった。

考えたらわんわん、生ハム好きだったよ(笑)


「それ」

「ん?電マ」

「持って電車に乗るの恥ずかしいなあ(笑)」

「大丈夫だもん。堂々と持てばヘーキ。コソッと持ってたら怪しいけど(笑)」

「見る人が見れば用途が判るんじゃない?(笑)」

「判っても別にヘーキ」

「わはは」


少し顔を寄せて、ぼそぼそ声で馬鹿な話しをして笑った。


ご主人さまに「そろそろ行くか」って言われて、急に寂しい気持ちが押し寄せてきた。




今の今まで楽しさでいっぱいで、寂しさの入る余地が無かったんだ。





体も髪もさっき洗ったし、ザッと汗だけ流してバスタブに浸かった。

わんわんはご主人さまと向かい合うようにして浸かった。


「さっきは頭痛かったなあ」

「え?」


ご主人さま、ホントに頭が痛かったみたい。

わんわんが「(ご主人さまの)飲みたかった」って言ったから、
呆れたって意味で「頭いたい」って言ったのかと思ってた。


「貧血みたいな感じかなあ。痛かったよ」

「そうなの?」

「誰かさんが頑張るから(笑)」

「わんわん頑張ってないよ」

「まあ、頑張る気もなさそうだし。頑張るのは俺だし(笑)」


あんなに汗だくになるほどだったら、クラッ…とくらいしちゃうか…って思った。

わんわん欲張りすぎ(笑)
いつも『底無しだなあ』って笑われる。

…でも、ご主人さまを貧血にさせちゃうのはマズイ気がする。

もっと控え目になろう(心の声)




お風呂から出てから、やっとお部屋に電気ポットがあることに気付いた。

コーヒー飲む?って聞いたら、外で飲もうって。


「ここで飲むより外の店のほうが落ち着かない?」

「うん!」


外でお茶するのはデートっぽくて楽しい。

ご主人さまと一緒なら、どこでも楽しいのだけれど。



わんわんがもたもた服を着ていたら、先に服を着たご主人さまの「おお!」って声が聞こえた。


「なあに?」

「安っ!」

「え?」

「安くてビックリした(笑)」


精算機に表示されてる金額を見てビックリしたみたい(笑)

わんわんはお金を出したことがないし、
見るのはなんとなく失礼な気がして、いつもいくらくらいなのかも知らない。

でも、この時に見た金額は確かに安い気がする(笑)

あービックリした、とか言いながら精算してるご主人さまより先にブーツを履いた。

ロングブーツだからちょっと時間がかかるから(笑)



自分のバッグとご主人さまに貰った電マの袋を持ってお部屋を出た。

エレベーターの中で甘えてキスして「なに」って笑われるのはお約束。





外に出たら、もう薄暗くなり始めてた。

風が冷たい。