甘やかされ犬【16】飲ませて飲みたい | 夢 出会い 魔性

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日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




身体ってすごい。

欲にはきりがない。

さっき、もう嫌って思ったのにまた濡れてる。

触られるまで判らなかったけど、
ご主人さまの指の動きで自分が濡れてることが良く判った。


「濡れっぱなし」


そんなことない、って言えない。

ご主人さまが触れて来る時にはいつも濡れてるんだから、
ご主人さま目線で見たら、私は濡れっぱなし。


「んっ」


もっと触れて欲しくて、膝を立てながら足を開いた。
腰が自然に浮き上がった。

言葉じゃなくて、身体がおねだりしてる。

もっと欲しいよ
ご主人さまを感じたいよ

余韻だらけの身体はもう充分すぎるほど潤ってる。

くっついてじゃれついて、心も潤ってる。



ああ


ご主人さまが入ってくる



何度も何度も受け入れているのに、
入ってくる瞬間はいちいち同じことを考えてしまう。

入っちゃう
ご主人さま、入っちゃうよ、って。


「あ、あ、あ、」


閉じていた部分が押し広げられる感覚が好き。

広がったぶんだけ、隙間無くご主人さまで満たされるの。


「きも…ち、いっ」


ご主人さまを締め付けながら、ドクンドクンって波打ってる感じがする。

ご主人さまが動く。

入れるとすぐにいきそうになるの知ってるから、
奥のほうに押し当ててぐりぐり擦ってくれる。


「あっ、そこっ、あ、ああっ」


気持ちいい場所にもっと欲しくて、
腰を持ち上げながら自分でもご主人さまに押し付けた。


いきながら指先がシーツを掻きむしる。
掴んだり放したりまた掴んだり。

まるで、行き場を無くしてもがいてるみたいだ。


ご主人さまがガクガク動いている私の手を握ってくれた。

ほら、行き場はここだよって言われたみたいだ。


指を一本ずつ交互に組み合わせる繋ぎかたで強く握り締めた。

ご主人さまも強く握り返してくれる。


しあわせできもちよくてあんしんして泣いてしまいそう



大きな波が引いても、まだ繋がった場所はさざめき立ってる。

波の余韻は抜け切ることがなくて、
今まだいったままなのか、またすぐにいきそうなのかも判らない。


「飲みたい」

「ん?」

「唾、飲みたい、飲ませて飲みたい」


はあはあ息を切らしながら口を大きく開けて待った。

ご主人さまが私の口の中に唾液を落としてくれた。

上手に受け止め切れなかった唾液が、口の横から頬を伝ってゆくのを感じた。

とろりとした液体をコクンと飲み込む。

身体中がご主人さまだらけだ。
ご主人さまで全部、ぜんぶ満たされてく。


飲み込んだ口唇でご主人さまの口唇を感じた。


「んっんっんっ」


ご主人さまの動きに合わせて、口唇の隙間から音が漏れてゆく。


いきそう

いってるのかな

波が引かない

わたし何か言ってるのかな

わからない




ご主人さま、わたしもう


なにもわからない