7月19日土曜日
岡崎市体育館 柔道場
以前にも掲載しておりますが、結構この稽古はレギュラー化しております。
テコンドーの稽古では、華麗な蹴り技や力強い突きに目が行きがちですが、実は「受け返し」が実戦で生き残るための最も重要なスキルの一つです。
ただの防御ではなく、受けた瞬間に攻撃へ転じる。
この「攻防一体」の感覚を磨くことが、テコンドーの真髄と言えるでしょう。
「受け返し」とは? なぜ重要?
「受け返し」とは、相手の攻撃を防御するだけでなく、その防御動作を起点として間髪入れずに反撃に転じる一連の動作を指します。
なぜこれほど重要なのでしょうか?
無駄をなくす: 攻撃を受けてから考え始めるのではなく、防御と攻撃が一体化することで、反応速度が飛躍的に向上します。
相手に隙を与えない: 相手は攻撃が成功しなかった上に、即座に反撃を受けるため、次の動きを考える余裕がなくなります。
実戦での対応力: 試合や護身術の場面では、常に相手の攻撃を受け流しながら、チャンスを見つけて反撃する必要があります。「攻防一体」のスキルは、まさにそのために不可欠です。
受け返しの基本と感覚を掴む
受け返しをマスターするには、段階的な練習が大切です。
「受け」の精度を高める:
まずは、相手の攻撃を正確に受ける練習から。外受け、内受け、下段払いなど、基本的な防御動作を体に染み込ませましょう。
この時、ただ「ブロックする」だけでなく、「相手の力を流す」イメージを持つことが重要です。力を正面からぶつけると、自分も体力を消耗してしまいます。
「返し」の意識を持つ:
防御と同時に「どこに反撃するか」を意識します。
例: 相手の突きを内受けで受けた瞬間、空いた脇腹や顔面への突きや蹴りをイメージ。
連携のパターンを体に覚え込ませる:
パートナーとの反復練習が最も効果的です。
最初はゆっくりとしたスピードで、防御から攻撃へのスムーズな移行を確認します。
「相手が右の突き → 内受け → 自分も右の突き」のように、シンプルな連携から始め、徐々にバリエーションを増やしていきましょう。
効果的な「受け返し」稽古方法
ジムの設備やパートナーと協力して、実戦に活かせる「受け返し」の稽古を行いましょう。
スローモーションでの反復:
パートナーにゆっくりと様々な攻撃を出してもらいます。
それに対して、受けから返しまでの一連の動作を、流れるように行います。一つ一つの動きの連動性を確認することが目的です。
ポイント: 受けた後の体の重心が安定しているか、返しがすぐにできているかを確認しましょう。
ミットを使った実践練習:
パートナーが攻撃を出すと同時に、もう片方の手で反撃用のミットを出してもらいます。
攻撃を受ける→瞬時にミットを蹴る(突く)という練習を繰り返します。
ポイント: 受けの「強さ」と返しの「速さ」を意識します。受けで相手のバランスを少し崩し、その隙を突いて返すのが理想です。
受け返しの極意:究極は「無意識」
受け返しの最終目標は、防御と攻撃が完全に一体となり、意識せずとも体が自然に反応するようになることです。そのためには、日々の反復練習が欠かせません。
相手の攻撃を受け、それをエネルギーに変えて反撃する。「受け返し」を極めることで、あなたのテコンドーは格段にレベルアップし、どんな状況でも自信を持って対応できる実戦力が身につくはずです。
道場で、この「攻防一体」の楽しさをぜひ体験してみてくださいね!
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