青森県の津軽線蟹田-三厩間(28.8km)は、5月23日に沿線自治体で唯一廃線に反対していた今別町の阿部義治町長が鉄道復旧を断念する意向を表明したことで残念ながら廃止がほぼ決定したとのことです。
JR東日本は、今年2月、転換後にNPO法人を設立し、既存の町営バスと一体で長期的な運営目指すとの案を示していました。
写真は三厩駅で撮影したキハ40 565です。
もう1枚は三厩駅の時刻表です。
往復5本走っていました。
今別町の阿部義治町長は、JR東日本が転換後の自動車交通について18年以上の長期的な運営を目指すとしていることについて「私の中で心配な部分はあるが書面でしっかりと確約をもらい、JRが逃げていかないようにくさびを刺したい」と話していたとのことです。
18年の根拠が何に基づくものなのかわかりませんが、長くてもその頃にはバス利用者すらもいなくなると想定しているのかもしれません。
そして、今後自治体とJR間で交わされる書面に、JR側は「利用者人数が年間○人未満となった場合はバス路線の廃止を検討する」といった文言を入れるよう要求するような気がしてなりません。
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