思い起こせば2022年1月、娘夫婦から「PETがん検診」を我々夫婦にプレゼントされたことがきっかけです。
検診の中で「ピロリ菌感染の疑い」と「PSA高値」が要治療と再検査との指摘でした。
ピロリ菌は、東京で子供の頃飲料水としては使っていませんでしたが、日常の生活用水として井戸水を使っていたので恐らくいるだろうなとは思っていました。ピロリ菌除去の保険適用条件が胃カメラ使用なので躊躇していました。
(胃カメラ苦手です)
PSA(前立腺特異抗原)は、前立腺がんの腫瘍マーカーであることを初めて知りました。
基準は4.0以内なのですが、その時は5.498でした。
調べると前立腺炎や前立腺肥大症でも高くなるらしいので年齢からも前立腺肥大だろうくらいとしか思いませんでした。
また4が5.498なのでたいしたことないだろうと言う浅博な気持ちでした。
この時にしっかりと検査すればもう少し病期も良く、治療も小線源単独でも大丈夫だったかもしれないとも思いますが、後悔先に立たずですね。
現在尿酸値が高く薬を飲んでいるのですが、PETがん検診でPSA高値を指摘された2年半後の2024年8月、2ヶ月に一回の血液検査の時にふとPSA値が気になり主治医に「PSA値も測って下さい。」と頼みました。
結果何と10.00、主治医から直ぐに泌尿器科を受診するよう助言されました。
振り返るとこの時にPSA値を測って貰わなければ未だに前立腺癌に気付いていなかったと思います。
何も知らないでどんどん進行して自覚症状が出て、もう手遅れの頃に気がついたでしょう。
その意味では、首の皮一枚命が繋がりました。
一ヶ月後の2024/9/2北海道泌尿器科記念病院を受診するとPSA値7.504、エコー検査の結果前立腺肥大はないとの事、すぐにでも生検をした方がよいと言われました。
MRIを撮らないのが不思議だったのですが、(後から解ったのですが)そもそもMRI機器がない病院だったのです。
2024/9/18-19で生検入院。
2024/10/2前立腺癌を告知されました。
前立腺両葉にがんがあり、悪性度を示すグリーソンスコアは、3+4=7の中リスクがん。
被膜外浸潤、精嚢浸潤はない限局がんとのこと。
病期は、T2cN0M0になります。
この後、転移がないかどうかの検査をするがPSA値からは転移はないだろうとの見立てでした。
骨シンチ、CT等の検査で転移は無いことが判明し、主治医からは根治治療として「前立腺全摘手術」か「放射線治療」を選ぶよう言われました。
主治医は、ロボット手術(ダヴィンチ手術)
の上手な札幌市立病院の先生を紹介するからと神経を温存しない前立腺全摘手術を強く勧めて来ました。
当初は、主治医の勧め通り前立腺全摘手術を考えていたのですが、調べれば調べるほど全摘手術のメリットを感じなくなり(術後の後遺症が強い割には意外に再発率も高い、キツい術後まもなくの再発告知はあまりにも辛すぎる等)、陽子線治療に傾きつつありました。
しかし、放射線治療も果たして前立腺癌を根治出来る程十分な線量を照射出来るのかが疑問でした。
ありとあらゆるネットの情報を収集し、やはり最終的には「再発のない治療を受けたい。」と考え札幌から通うのは大変ですが、密封小線源治療で高い非再発率を誇る大阪の「石田記念大阪前立腺クリニックの岡本圭生先生」に診て貰いたいと決心し、先生にメールで相談したところ直ぐに「申告通りのがんであれば小線源単独治療で問題なく完治します。」との返信があり、また初診日までも指定されていました。
岡本先生の「前立腺癌の治療に敗者復活戦はない。如何に最初に再発のない治療を受けるかにかかっている。」との言葉が印象的でした。
先生の力強い言葉に勇気付けられ直ぐに転院を決意し、紹介状や生検プレパラート等の資料の提供を北海道泌尿器科記念病院にお願いしました。
2024/11/27が初診日でした。
すぐさま岡本先生から「MRIも撮っていないなんて理解できない。何十年前の診察なんだ。」とご立腹の様子。すぐ近隣の提携クリニックでMRIを撮るよう手配していただきました。
MRIを撮ってる間に先生は、生検プレパラートの再評価です。
MRIから戻って診察が始まると奈落の底に突き落とされるような生検の再評価が。。。。
グリーソンスコア3+4=7の低リスクよりの中リスクから4+4=8の悪性度の高い高リスクへの再評価です。
頭の中が真っ白になりました。
新たに撮ったMRI画像から前立腺左葉に1.5cm大の腫瘤が見てとれます。
この状態であれば、ほぼ被膜外浸潤しているであろうとの事でした。
従って病期は、T3aN0M0になります。前病院のT2cN0M0から悪化ですが、グリーソンスコア含めての見立て違いのまま治療していたら大変なことになっていたと思います。
恐らくトリモダリティ治療になるだろうと先生に言われました。
先生から「このようないい加減な診察であれば正しい治療など出来るはずもない。生検からやり直す必要がある。」と厳しい言葉が。
一からやり直しです。
その後先生から、「来て良かったね、必ず治るから安心しなさい。」との言葉をいただき少し安心しました。
また「前病院の見立てで全摘していたら100%再発していたよ。」と言われました。
岡本先生に診て貰い救われた思いです。
そして年が明けた2025/1/9、生検のやり直しです。
経会陰式生検で29本検体を採りました。
先生曰く、「経直腸的生検では、前立腺奥まで届かないのと、そもそも本数が少な過ぎて癌の分布もわからない。また重大な感染症の原因にもなる。」との事です。
そして4週間後の2025/2/5に生検の結果と今後の治療についての診察がありました。
29本の検体中13本陽性、陽性率44.8%でした。
グリーソンスコアは4/13が4+4=8の高リスクがん、被膜外浸潤ありのT3aN0M0という病期です。
PSA値は、8.266と前回の2024/11/27の8.269からは微減です。
更にCTによる画像確認で転移の無いことが再確認されました。
治療は、トリモダリティ療法に決定。約3ヶ月のホルモン治療後の2025/6密封小線源治療、その後外照射治療の3つの療法の併用です。
早速、お腹にゾラデックスを打たれビカルタミドを内服薬として処方されました。
次回の診察は、4月です。ホルモン治療の進み具合(PSA値が下がっているか等)と副作用(特に肝機能)の確認、そして小線源治療前の種々検査です。
前立腺癌告知から4ヶ月、今ここに自分の前立腺癌に対する闘いが正に始まりました!
まだまだ先の長い闘いですが、完治させるという強い意志を持って闘いたいと思います。
岡本圭生先生の治療を受けた患者さんの会です。色々な体験記もあり非常に参考になりますよ。
また強いアドバイスになりますが、50歳を過ぎたらオプション(1500円~2000円)でも必ずPSA値の測定をお勧め致します。
前立腺癌は、早期発見であればある程(悪性度が低ければ低い程)転移も少なく(前立腺癌は転移があるとほぼ完治が難しくなります)再発がしづらい為です。
前立腺癌は、再発(再燃)するとほぼ完治させるのが難しくなりますから。
PSA値は、非常に信頼性の高い前立腺腫瘍マーカーです。
昨日、前立腺の再生検の結果と今後の治療について話を伺い、診察を受けるために主治医である石田記念大阪前立腺クリニックの岡本圭生先生を訪問しました。
先生から私のブログを読んで来た患者さんがいるよ、との話を聞きクリニック名もイニシャルでしか表現していないと答えると先生からどんどんクリニック名も先生の名前も書いていいよ、との事。
それにより一人でも多くの前立腺癌患者を救えれば本望だとの先生の強い意志です。
今後は、実名表記で行きます。
クリニックHPのリンク先を貼っときます。
こちらで岡本先生にメールで相談できます。
さて、本題の生検結果と今後の治療方針ですが、生検本数29本中13本陽性、陽性率44.8%、4/13本が4+4=8で高リスク癌です。
PSA8.266(前回の11/27 8.269)と微減でした。
被膜外浸潤あり、精嚢浸潤なし、TNM分類でT3aN0M0が病期になります。
CTにより改めて転移が無いことが確認されました。
高リスクのため密封小線源単独治療では再発のリスクがあるためホルモン療法+密封小線源治療+外照射療法のトリモダリティ療法になりました。
早速ホルモン注射のゾラデックスを腹に打たれました。
結構痛かった、、、(;_;)
内服薬としてビカルタミド70日分が処方されました。
いよいよ自分の前立腺癌撲滅作戦の幕開けです!!👍️
岡本先生がいつも仰っている「前立腺癌治療に敗者復活戦はない、だから最初に如何に再発のない治療を受けるかにかかっている。」との言葉を信じて先生の治療が受けられて良かったと思います。
先生が治療をした超高リスク、高リスクの前立腺癌5年非再発率は、95.2%と驚異的です。再発した4.8%も画像にも写らなかった微細な骨転移からの再発であり、局所からの再発はゼロです。
今後は、3ヶ月のホルモン治療後6月に密封小線源治療が決まりました。
その一ヶ月後くらいからいよいよ最後の治療である外照射治療を受ける予定です。
まだまだ闘いは始まったばかりですが、絶対に完治させてやるとの強い意志で頑張りたいと思います。









