️【父の“年賀状じまい”から始まったこと】亡き両親との思い出と感謝 | エンジニア、デザイナー、シスエン。3兄弟の就活・受験・日常記録

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3兄弟を育てた母・へらみです。子育て一段落の今、受験・就活~青年期男子との日常を記録中。※副業・投資・勧誘目的の「いいね」「フォロー」「メッセージ」はご遠慮ください。
普通の日常や趣味を楽しんでいる方とつながれたらうれしいです♪

2019年の今日、父が腕を骨折しました。
曜日も、今年と同じ「月曜日」。
なぜかふと、今朝になって思い出しました。

「この日が、父の身体が弱るきっかけだったのかもしれない」
そう思うと、胸の奥が少しぎゅっとなります。

その後、コロナ禍で外出もままならず、
体調を崩すことが増えていきました。

 

思い返せば、父が「年賀状じまい」をしたのは、母が亡くなった七夕の年。

 

母の訃報ハガキに、
「これを機に年賀状は失礼させていただきます」
という言葉を添えて。


5年後に自分もこの世を去るとは、当時は思いもしませんでしたが、
その頃から、父は静かに“身辺整理”を始めていました。

 

そして父が亡くなったとき、遺品も書類も、本当にきれいに整えられていました。
きっと、ひとりになってからの時間を
“未来に迷惑をかけないように”と、整えてくれていたのでしょう。

 

その父と、末子(うちの末っ子)は晩年よく麻雀をしていました。
ただの遊びではなく、心を交わすような時間。
いつしか、深い絆へと変わっていきました🀄️✨

 

父は、末子の進路にも深く寄り添い、
予備校代も支援してくれました。

そのおかげで――
今回の就職活動を乗り越え、念願だったプロダクトデザイナーになることができました🎓✍️✨

 

「親って、亡くなってからが切ない」
最近、心の底からそう感じます。

生きているうちは照れくさくて言えなかった「ありがとう」も、
今ならまっすぐ伝えられそうです。

 

急に父のことを思い出したのは、
「感謝、忘れないでね」って言われた気がしたのかもしれません。

 

あなたの心にも、
ふとよみがえる誰かの記憶がありますように🕊️