🎓東京藝大デザイン科!
〜石膏像の角度と光のドラマ〜
🌸受験の春。藝大に挑戦!
もう5年ほど前のことになりますが、
うちの末子、東京藝大デザイン科を受験しました✨
出願は、前期・中期・後期すべて提出。
藝大デザイン科は「前期日程」での受験です!
✏️藝大の試験の流れ
東京藝大デザイン科の入試は独特で、
ほとんどが「実技試験で決まる」といっても過言ではありません💦
🔹一次試験(実技)
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石膏デッサン もしくは 構成デッサン を選択
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合格者だけが二次試験へ進めます
🔹二次試験(実技)
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平面構成 と 立体構成 の試験
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これを経て、3月下旬に最終合格発表
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末子は「石膏デッサン」を選択🗿
「限られた種類の石膏像なら、描き慣れてるし描きやすいかも…?」
そんな理由だったようです😊
☀️運命の一次試験当日!
試験日は、ありがたいことに晴れ!
…でも、これが後々、思わぬ展開に🌤️
受験生たちは朝から教室に集まり、
くじ引きで「描く位置」が決まります🎲
そして末子が引いたのは…
なんと!
**ナナメ後ろからの難しいポジション!**😱💥
💡光と影に翻弄されて
石膏像デッサンの命、それは「光と影」☀️🌑
晴天だったこの日は、
上窓から差し込む光がどんどん変化。
🕗 朝と 🕔 夕方では
まるで別のモチーフを描いているような状態に。
「影の入り方がわからない…」
「輪郭が、どこで消えていくのか…」
そんな戸惑いを感じながら、末子は必死に描き続けました。
💔試験終了後の末子の一言
家に戻るなり、
🧑「あれは、落ちたと思う」
そうボソリ。
描いてる途中から、
「この角度はないわ〜」って思っていたそうで😅
本人いわく、
運の要素が大きすぎる!
🖼️予備校の再現デッサンを見て…
試験後、美大予備校のサイトで
「合格者の再現デッサン」を見てみたところ——
なんと!
ほとんどが石膏像の正面アングル
あれだけの差が出るなら、
本当に“描く角度”って大事なのね…と実感。
末子のデッサンは、光の変化が激しいナナメ後方。
悔しさと、「まあ、運もあったよね」という諦め。
🧠母の勝手な分析
これはもう、
「負け惜しみ」かもしれません😂
でも、
受験は実力だけじゃない。
**環境、状況、ほんの少しの“運”**も味方にしたい。
心からそう思った出来事でした。
そして末子のその後の進路は?