美大受験末子【浪人編】⑯ | エンジニア、デザイナー、シスエン。3兄弟の就活・受験・日常記録

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3兄弟を育てた母・へらみです。子育て一段落の今、受験・就活~青年期男子との日常を記録中。※副業・投資・勧誘目的の「いいね」「フォロー」「メッセージ」はご遠慮ください。
普通の日常や趣味を楽しんでいる方とつながれたらうれしいです♪

🎓東京藝大デザイン科!

〜石膏像の角度と光のドラマ〜

 

🌸受験の春。藝大に挑戦!

もう5年ほど前のことになりますが、
うちの末子、東京藝大デザイン科を受験しました✨

出願は、前期・中期・後期すべて提出。
藝大デザイン科は「前期日程」での受験です!

 

✏️藝大の試験の流れ

東京藝大デザイン科の入試は独特で、
ほとんどが「実技試験で決まる」といっても過言ではありません💦

🔹一次試験(実技)

  • 石膏デッサン もしくは 構成デッサン を選択

  • 合格者だけが二次試験へ進めます

🔹二次試験(実技)

  • 平面構成立体構成 の試験

  • これを経て、3月下旬に最終合格発表  

  • 末子は「石膏デッサン」を選択🗿
    「限られた種類の石膏像なら、描き慣れてるし描きやすいかも…?」
    そんな理由だったようです😊

☀️運命の一次試験当日!

試験日は、ありがたいことに晴れ!
…でも、これが後々、思わぬ展開に🌤️

受験生たちは朝から教室に集まり、
くじ引きで「描く位置」が決まります🎲

そして末子が引いたのは…

なんと!
**ナナメ後ろからの難しいポジション!**😱💥

💡光と影に翻弄されて

石膏像デッサンの命、それは「光と影」☀️🌑

晴天だったこの日は、
上窓から差し込む光がどんどん変化。

🕗 朝と 🕔 夕方では
まるで別のモチーフを描いているような状態に。

「影の入り方がわからない…」
「輪郭が、どこで消えていくのか…」
そんな戸惑いを感じながら、末子は必死に描き続けました。

 

💔試験終了後の末子の一言

家に戻るなり、

🧑「あれは、落ちたと思う」
そうボソリ。

描いてる途中から、
「この角度はないわ〜」って思っていたそうで😅

本人いわく、
運の要素が大きすぎる!

 

🖼️予備校の再現デッサンを見て…

試験後、美大予備校のサイトで
「合格者の再現デッサン」を見てみたところ——

なんと!
ほとんどが石膏像の正面アングルニヤニヤ

あれだけの差が出るなら、
本当に“描く角度”って大事なのね…と実感。

末子のデッサンは、光の変化が激しいナナメ後方。
悔しさと、「まあ、運もあったよね」という諦めショボーン

 

🧠母の勝手な分析

これはもう、
「負け惜しみ」かもしれません😂

でも、
受験は実力だけじゃない。
**環境、状況、ほんの少しの“運”**も味方にしたい。

心からそう思った出来事でした。

 

そして末子のその後の進路は?