理想の間取りは?住宅設計に携わる私が考える「老後まで暮らしやすい平屋」 | Hirockn'|建築・住宅設計・社会人の学び直しブログ

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建築:住宅設計者。愛知産業大学通信教育部で建築を学び、建築士を目指しながら、ARCHITREND ZERO・note・YouTube・海外勤務経験を実体験で発信中。(PADI MSDTダイビングインストラクターです。)

理想の間取りは?

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「理想の間取りは?」

家を建てるなら、誰でも一度は考えてみたいテーマではないでしょうか。

広いリビング。

対面キッチン。

たっぷりの収納。

ランドリールーム。

書斎。

大きな窓。

庭やウッドデッキ。

欲しいものを挙げていけば、どんどん夢は広がります。

でも現在、住宅設計の仕事に携わりながら大学で建築を学んでいる私が思う「理想の間取り」は、単純に部屋が広い家ではありません。

私が理想とするのは、

「コンパクトで、動線が短く、明るく、年齢を重ねても無理なく暮らせる平屋」

です。

 

理想の間取りは「平屋」

まず私が魅力を感じるのは平屋です。

平屋の大きな特徴は、生活のほとんどをワンフロアで完結できること。

リビング。

キッチン。

寝室。

トイレ。

洗面室。

浴室。

収納。

これらが同じ階にあれば、毎日の生活で階段を上り下りする必要がありません。

若いときには何でもない階段も、年齢を重ねれば負担になる可能性があります。

家は何十年も暮らす場所。

だからこそ、

「今、暮らしやすいか」だけでなく、「10年後、20年後も暮らしやすいか」

という視点を大切にしたいと思います。

LDKは家の中心に

理想の間取りを考えるなら、私はLDKを家の中心に配置したいです。

リビング、ダイニング、キッチンを一体的につなげる。

そこから寝室や水回りなどへアクセスする。

家族がいるときには自然と集まり、一人のときにはゆったり過ごせる。

大切なのは、単純に「20帖のLDKが欲しい」といった数字だけではありません。

家具をどこに置くのか。

テレビを見る場所。

食事をする場所。

窓から何が見えるのか。

人がどう歩くのか。

実際の暮らしを想像して考えることが重要です。

キッチンから水回りへ短い家事動線

間取りで特に大切だと感じるのが家事動線です。

例えば、

キッチン

洗面・脱衣室

ランドリースペース

ファミリークローゼット

というようにつながれば、家事の移動距離を短くできます。

洗う。

干す。

取り込む。

しまう。

毎日のことだからこそ、一回の移動は数歩の違いでも、長く暮らせば大きな差になります。

理想の間取りは「見た目が格好いい間取り」だけではなく、

毎日の小さな面倒を減らしてくれる間取り

だと思います。

回遊動線は便利。でもつくればいいわけではない

最近の住宅でよく聞くのが「回遊動線」です。

キッチンから洗面へ。

洗面から廊下へ。

廊下からLDKへ。

ぐるっと一周できる間取りです。

行き止まりが少なく、家事や生活の移動がスムーズになるのが魅力です。

ただ、何でも回遊できればいいわけではありません。

通路を増やした結果、収納が減ってしまった。

壁が減って家具を置けなくなった。

建物が大きくなった。

これでは本末転倒です。

回遊する目的がある場所だけに取り入れる。

これが大切だと思います。

収納は「大きさ」より「場所」

家づくりでは、

「収納をたくさん欲しい」

という希望も多いと思います。

もちろん収納量は重要です。

でも、それ以上に大切なのが収納の位置

玄関には靴や外で使う物。

キッチンには食品や調理用品。

洗面室にはタオルや日用品。

寝室には衣類。

つまり、

「使う場所の近くに、使う物を収納する」

という考え方です。

大きな収納が家の端に一つあるより、小さくても必要な場所に収納があるほうが便利な場合があります。

片付けやすい間取りは、散らかりにくい間取りでもあります。

玄関からパントリー、キッチンへ

私なら取り入れてみたいのが、

玄関→パントリー→キッチン

という帰宅動線です。

スーパーで買い物をして帰宅。

重い荷物を持ってリビングを横断し、キッチンまで運ぶ。

毎回となれば意外と面倒です。

玄関からパントリーを通ってキッチンへ入れれば、買ってきた食品をすぐ収納できます。

一方、来客は普通に玄関からLDKへ。

家族の動線と来客動線を少し分ける考え方も面白いですね。

寝室からトイレは近くしたい

若いときにはあまり気にならなくても、将来を考えると重要なのが寝室とトイレの位置です。

夜中にトイレへ行くとき、家の反対側まで歩かなければならない間取りより、寝室から短い距離でアクセスできるほうが安心です。

ただし、近すぎると音も気になります。

距離。

壁。

扉の位置。

こうしたバランスを考えながら配置したいところです。

明るい平屋には「窓の数」より配置

平屋で気をつけたいのが採光です。

建物が広くなると、外壁から離れた家の中央部まで自然光が届きにくくなる場合があります。

そこで重要になるのが窓の配置です。

大きな窓をたくさん設置すればいいわけではありません。

どの方向から光が入るのか。

隣の建物はどこにあるのか。

季節や時間によって太陽はどう動くのか。

窓から何が見えるのか。

間取りと窓は別々に考えるのではなく、同時に考えたいですね。

小さな書斎も欲しい

そして私なら、小さくてもいいので自分のスペースが欲しいです。

大学の勉強をする。

建築の本を読む。

図面を見る。

ブログを書く。

AIを使う。

YouTube関連の作業をする。

必ずしも6帖の立派な書斎は必要ありません。

2~3帖程度でも、机と本棚を置いて集中できれば十分。

家族と過ごす場所と、一人で集中する場所。

両方があると暮らしにメリハリが生まれます。

コンセントは間取りと同時に考える

住宅設計の仕事をしていて感じるのが、コンセント計画の大切さです。

家が完成してから、

「ここにもコンセントがあればよかった」

となっても、簡単には変更できません。

テレビ。

パソコン。

スマートフォン。

掃除機。

キッチン家電。

空気清浄機。

季節家電。

将来増える機器。

家具を配置した状態で、

「ここで何を使うのか?」

を考えることが大切です。

間取り図を見るときには、部屋だけでなく電気配線まで想像したいですね。

理想は「広い家」ではなく「ちょうどいい家」

以前なら「理想の家」と聞いて、大きな家を思い浮かべていたかもしれません。

でも建築を学び、住宅設計に携わるようになった今は考え方が変わりました。

広ければ建築費も増えます。

冷暖房する空間も増えます。

掃除する場所も増えます。

将来使わなくなる部屋ができる可能性もあります。

それなら、

必要な場所には十分な広さを確保する。

不要な廊下を減らす。

収納を適切に配置する。

動線を短くする。

そんな**「コンパクトだけれど狭く感じない家」**のほうに魅力を感じます。

私が考える理想の間取りをまとめると

理想を一つの平屋にまとめるなら、こんなイメージです。

2~3LDK程度のコンパクトな平屋。

家の中心に明るいLDK。

キッチンから水回りへの短い家事動線。

玄関近くにシューズクローク。

玄関からパントリー、キッチンへつながる帰宅動線。

洗濯から収納までを近づけたランドリー動線。

使う場所の近くに収納。

寝室から近いトイレ。

段差をできるだけ減らした床。

そして2~3帖程度の小さな書斎。

庭や空を眺められる窓も欲しいですね。

豪華ではありません。

でも毎日を無理なく暮らせる。

それが私にとっての理想です。

おわりに|理想の間取りとは「自分の暮らしに合った間取り」

「理想の間取りは?」

この質問に、すべての人に共通する正解はありません。

子育て中の家族。

夫婦二人。

一人暮らし。

在宅勤務が多い人。

料理が好きな人。

アウトドアが好きな人。

それぞれ理想は違います。

だから間取りを考えるとき、

「何LDKにする?」

から始めるのではなく、

「この家で、どんな一日を過ごしたい?」

から考えてみる。

朝起きる。

顔を洗う。

朝食を作る。

仕事へ出かける。

買い物から帰る。

洗濯する。

食事をする。

お風呂に入る。

趣味を楽しむ。

そして眠る。

その一日の動きを図面の上で追っていけば、自分に必要な間取りが少しずつ見えてくるのではないでしょうか。

私は59歳の今、住宅設計の仕事に携わりながら大学で建築を学んでいます。

だからこそ今感じるのは、

良い間取りとは、図面を見た瞬間に驚く間取りではなく、住み始めてから「これ、楽だな」と感じられる間取り。

そして10年、20年と年齢を重ねても、

「この家でよかった」

と思える住まい。

それが私の考える「理想の間取り」です。

あなたの理想の間取りはどんな家ですか?

平屋?2階建て?

広いLDK?書斎?大きな収納?

もし自由に家をつくれるなら、絶対に取り入れたい間取りを一つだけ選ぶとしたら何でしょうか? 🏠

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Hirockn'ダイビングインストラクター(PADI MSDT)として海と向き合ってきた経験をもとに、水中世界の魅力や、日常の中で感じる小さな冒険心を動画でお届けしています。ダイビングでは、美しいサンゴ礁、魚たちの自然な姿、沈没船(レック)など、海の奥深い世界を臨場感たっぷりに撮影し、水中でしか味わえない静寂や迫力を共有しています。 また、タイを中心とした街の風景、モペットやバイクでの移動、旅先で出会う景色や人々の様子など、日常の中の“ちょっとした非日常”も発信しています。海だけでなく、街中の活気やゆったりした時間、ローカルな雰囲気も楽しめるよう工夫しています。 音楽も大切なテーマのひとつです。ハーモニカやギターなど、自分が長年続けてきた趣味を活かし、カバー演奏や気軽に聴けるミュージック動画もアップしています。音楽と海、旅、日常。異なるジャンルをひとつのチャンネルで楽しめるのが Hirockn' の特徴です。 さらに、ポケモンGOのレイドバトルや GO ロケット団リーダーとの対戦動画など、ゲームの楽しさをそのまま届けるコンテンツも投稿していますが、チャンネルの一部として“気軽に見られる娯楽”として位置づけています。 ジャンルは広いですが、どの動画にも共通しているのは「好きなことを全力で楽しむ」というスタイル。海の奥深さ、旅の楽しさ、音楽の心地よさ、ゲームのワクワクを、ありのままに記録し共有しています。 興味の合う動画があれば、ぜひお気に入りにしていただけたら嬉しいです。 チャンネル登録して、Hirockn' の世界を一緒に楽しんでください。リンクwww.youtube.com

 

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